統一地方選挙が終わりました。 私事ですが長野県議会議員選挙の立会人を拝命し、地域の皆さまの投票に同席させていただきました。 見守りながら、政治や選挙と健康づくりの共通点を考えてみました。 ①政治も健康も優先順位は高いはずだが、国民の関心は低い。 興味を持つことが始まり。 ②現実から目をそらしてはならない。 一方で今を優先しすぎず、未来をつくる力も求められる。 ③課題への取り組みは優先順位を見誤らず、かつ一点集中や偏った施策ではいけない。 ④バランスよく全体のメリットを考え、特定の利益だけを追求しない。 ⑤甘… もっと読む
虫の多い季節!虫に刺されないように注意しましょう。
夏は蚊など虫が多く、虫に刺されやすい季節です。 虫刺されは、刺された虫によって症状の現われ方に違いがあり、虫に刺された頻度や体質によっても症状の現われ方に個人差があります。 また刺された後に強いアレルギー反応が起こって、全身に蕁麻疹が出たり、気分が悪くなったりすることがあります。 虫に刺されないように注意することが大切です。 ・屋外で活動する場合には長袖など、肌の露出が少ない服装を選びましょう ・池や川の近く、藪の中など、虫に刺されるリスクが高い場所は避けましょう ・虫よけを利用しましょう(製品添付の用法・用量を守… もっと読む
食べたら、歯みがき!
食べた後の口の中は、食べ物のかすが残っていたりと汚れています。 歯みがきで、食べかすや歯垢を取り除き、口の中を清潔に保つことで、虫歯や歯周病、口臭を防ぎましょう。 歯垢(プラーク) 歯垢(プラーク)は、歯の表面につく細菌のかたまりです。この細菌は、食べ物に含まれる糖分を栄養にして増えていき、虫歯や歯周病などの原因となります。 歯垢はネバネバして歯に強く付着しているため、うがいをしただけでは取り除けません。 ◆歯垢が着きやすいところ ・歯と歯の間 ・歯と歯ぐきの境目 ・奥歯のかみ合わせ 予防-歯みがきで歯垢を取り除き… もっと読む
「熱中症予防強化月間」継続中!
7月の「熱中症予防強化月間」は、今年も8月31日まで延長しています。 暑い日が続いています。 誰もがかかる可能性がある熱中症は予防が大切!重症化すると生命にかかわる危険があります。 日を遮る場所や風通しの良い場所で過ごしたり、こまめな水分補給で熱中症を予防しましょう。 予防のために ・のどが渇く前にこまめに水分を補給しましょう。塩分も忘れずに。 ・スポーツや作業の前には水分を補給し、たくさん汗をかいたときはスポーツドリンクなど塩分や糖分の含まれた水分などの補給をしましょう。 ・扇風機やエアコンを使ったり、すだれやカ… もっと読む
8月1日は「肺の日」です。
日本呼吸器学会は毎年8月1日を肺の日と定め、呼吸器疾患についての情報を伝え、病気の予防や治療のための啓発活動を行っています。 肺のはたらき 鼻と口から入った空気は気管をとおり、肺の中へ入ります。 肺は、空気中の酸素をからだの中に取り入れて、二酸化炭素をからだの外に出すはたらきをしています。 この交換が呼吸です。 肺と病気(呼吸器疾患) 近年増加がみられています。 ・肺がん 気管支や肺胞の細胞が何らかの原因でがん化したものです。 ・慢性閉塞性肺疾患(COPD) 肺に慢性の炎症が起きて、肺胞が破壊されたり気管支… もっと読む
よく噛んで食べよう
歯と噛むこと 食べ物を細かく噛み砕いて消化しやすくする歯は、発音を助ける、表情をつくる、体のバランスを保つなどの役割も担っています。 噛むことは、唾液の分泌を促し、口の周りの筋肉を動かしてあごの発達を助け、噛むことで脳へ刺激を与えて脳の働きが活発になります。 唾液の働き 噛むことにより唾液の分泌が促進されます。唾液には消化酵素が含まれており、食べ物の消化を助けます。 また、口の中の汚れを洗い流し、細菌の繁殖を抑えてむし歯を防ぐといった、口の中を清潔に保つ働きがあります。 よく噛んで食べる ◆消化を助ける よく噛んで… もっと読む
熱中症に注意!<こまめに水分補給><こまめに休憩>
暑さが増してきています。天気予報や熱さ指数、熱中症注意情報等を活用するなどして、熱中症に注意しましょう。 ◆環境省 熱中症予防情報サイト 「暑さ指数(WBGT)の実況と予測」 予防のために ・のどが渇く前にこまめに水分を補給しましょう。塩分も忘れずに。 ・スポーツや作業の前には水分を補給し、たくさん汗をかいたときはスポーツドリンクなど塩分や糖分の含まれた水分などの補給をしましょう。 ・扇風機やエアコンを使ったり、すだれやカーテンで直射日光を防いだり、こまめな換気で風通しをよくするなど、室内環境を調整しましょう。 ・… もっと読む
第17回 予防接種は思いやり
昨年から風疹が流行しています。 「三日ばしか」とも呼ばれるように発疹が出ますが、麻疹ほど症状は強くありません。 しかし、妊娠中の女性が風疹ウイルスに感染すると、おなかの赤ちゃんの心臓や耳、口、脳などに障害を残してしまいます。 これから生まれてくる赤ちゃんの一生が変わってしまうのです。 2013年の流行時には、国内で45人(12~14年)の「先天性風疹症候群」の赤ちゃんが生まれ、 内10人は生後半年までに亡くなりました。 妊婦さんへ感染させないためには周囲での流行を防ぐこと。そのためには個人個人がしっかりと予… もっと読む
夏場におこる食中毒に注意しましょう!
食中毒とは、細菌やウイルスが付着した食品や有毒・有害な物質が含まれた食品を食べることによって、腹痛・下痢・発熱などが起こる病気です。 気温や湿度が高くなるこれからの時期は、細菌による食中毒が起きやすくなりますので、注意が必要です。 生の肉や魚には、食中毒の原因となる細菌がついていることがあります。 また、手を十分に洗わないで調理をすると、手についていた細菌が食品にうつり食中毒が起こることがあります。 食品の購入から低温保存や加熱調理、手洗いをしっかり行い、食中毒を予防しましょう! 予防のポイント ①つけない 手には… もっと読む
第16回 予防接種で麻疹から守る
麻疹(はしか)が流行しています。 高熱が続く症状は激烈で、江戸時代には「命定め」と怖れられ、無事に七五三の年を迎えるとお祝いをしました。 医学が発達した現代でも治療薬はなく、千人に一人の割合で脳炎や肺炎によって命を奪われます。 空気感染をするためインフルエンザの10倍以上の感染力があり、世界中で対策が取られていますが、 いまだに小児を中心に年間10万人以上が亡くなっています。 一方、麻疹の予防接種は非常に効果が高く、2回の予防接種で99%の人が免疫力(抗体)を獲得できます。 事実、麻疹ワクチンの開発前は、世界の… もっと読む