厚生労働省では、子どもや家庭、子どもの健やかな成長について国民全体で考えることを目的に、毎年5月5日のこどもの日から1週間(5月5日~11日)を「児童福祉週間」と定めています。 2019年度「児童福祉週間」標語 『その気持ち 誰かを笑顔にさせる種』 出典:厚生労働省ホームページ 厚生労働省 児童福祉週間について
高齢者の方を対象とした肺炎球菌ワクチンの定期接種について
平成26年10月1日から高齢者を対象とした肺炎球菌ワクチンが定期接種になりました。 この制度では、今までに成人用肺炎球菌ワクチン(23価肺炎球菌莢膜ポリサッカライドワクチン)を接種したことがない方を対象に、2023年度までに1人1回、定期接種の機会を設けています。 2023年度までは、 ・該当する年度に65歳、70歳、75歳、80歳、85歳、90歳、95歳、100歳となる方 ・60歳から65歳未満の方で、心臓、腎臓、呼吸器の機能に自己の身辺の日常生活活動が極度に制限される程度の障害やヒト免疫不全ウイルスによる免疫… もっと読む
第13回 人は血管と共に老いる
人は何で生きているでしょうか? 哲学の命題でも謎掛けでもありません。 人は『血管』によって生きています。 大切な血管についての知識を整理します。 血管は三種類に分けられます。心臓から送り出された血液が通る『動脈』。 動脈は枝分かれを繰返して細くなり、細胞の間を網目のように張り巡らされる『毛細血管』となり、 血液と細胞との間で酸素と二酸化炭素、栄養と老廃物を交換します。 次第に集まって太くなり『静脈』となり心臓に戻ります。 病気との関連を考えると、細胞に酸素や栄養を届ける動脈と毛細血管が重要です。 なぜなら血液が届か… もっと読む
予防接種について
予防接種は、ワクチンを接種することで、病気に対する抵抗力をつけて発病を予防したり、症状を軽減する方法です。 また多くの人が抵抗力をつけることで感染を広げない、集団予防につながります。 「定期予防接種」「任意予防接種」 ○定期予防接種 定期予防接種は予防接種法に基づく予防接種で、対象者は接種するよう努めなければならないとされているものです。 決められた期間内であれば、公費補助で接種を受けることができます。(※詳しくはお住いの市町村にお問い合わせください。) 対象となる感染症は、感染すると重症化する、人から人への感染力… もっと読む
季節の変り目、体調管理を心がけましょう。
寒い日が続いたあと、温暖な日が続き、また寒くなるというように、寒暖が繰り返され気温の変化が大きいこの時期は体調を崩しやすくなります。 また新年度へと変わり何かと忙しい時期です。 意識的にリラックスする時間を設けたり、体調がすぐれないときは無理をせず体を休めるなど、体調管理を心がけましょう。 基本的な生活リズムを整えましょう ・食事は規則正しく、バランス良くとりましょう ・適度に体を動かしましょう ・温かいお湯にゆっくりとつかって、体を暖めましょう… もっと読む
4月2日~8日は「発達障害啓発週間」です。
毎年4月2日は国連が定める「世界自閉症啓発デー」、 4月2日~8日は「発達障害啓発週間」です。 自閉症をはじめとする発達障害について、理解を深めるための啓発活動が行われています。 ○世界自閉症啓発デー 日本実行委員会 公式サイト http://www.worldautismawarenessday.jp/htdocs/ 発達障害 発達障害は、脳機能の発達が関係する生まれつきの障害で、発達障害がある人は、コミュニケーションや対人関係をつくるのが苦手です。 主な発達障害 広汎性発達障害 ・自閉症(自閉症スペクトラ… もっと読む
第12回 基礎知識を身に付けよう
健診を受けた方と後日、面談した時の様子です。 1人目は大柄なY男さん。毎年悪玉コレステロール値が高く、減量を勧められています。今回はさらに体重が92㌔から95㌔に増え、他の数値も悪化しています。いきなり指導はせず、まずは理由を聞いてみます。 「テレビでオリーブオイルがコレステロール値を下げると宣伝していたので、2カ月間毎日コップ半分飲んでいました。胃が悪くなっても頑張ったのに…。テレビは正しい説明をせずにひどい!」。 2人目はきゃしゃなT子さん。昨年より体重が2㌔減って43㌔に、タンパク質量は基準値を下回り貧血症状… もっと読む
第11回 重要度の高い病気を確認
(信濃毎日新聞中信版MGプレスの記事を再掲しています。) 「健康寿命を伸ばしましょう」という言葉を耳にすると思います。 では、どんな病気によって健康寿命が損なわれているかをご存知でしょうか? 孫子の名言「敵を知り己を知れば百戦危うからず」の通り、戦う前にどの病気(敵)の重要度が高いのかを確認しておくことは、健康づくりの基本といえます。 病気の数は1000を優に超えます。よく見定めないと雑兵との戦いに気を取られているうちに、敵の大将に討ち取られてしまうことになりかねません。 表は2016年度の日本人の「… もっと読む
「健康年齢ピック」レポート~血管年齢の高い方続出!
2月2日(土)に松本市のあがたの森文化会館にて開催いたしました『健康まんまる◎広場』 では、健康標語づくりのワークショップに参加する方を対象に『健康年齢ピック』も実施いたしました。 『健康年齢ピック』は血管年齢(血管の硬さ)、肺年齢(肺活量)、骨年齢(骨密度)、筋年齢(握力)、体内年齢(体組成計)を測定します。 健康年齢と実年齢を比較することで自分のどこが弱いかを知り、自分の体に目を向けて健康への意識を高めてもらうために、私達信州メディビトネットが定期的に開催している測定体験イベントです。 いつもたく… もっと読む
3月18日は「春の睡眠の日」です。
睡眠健康への意識を高めることを目的に、睡眠健康推進機構と日本睡眠学会により年に2回「睡眠の日」を制定しています。 ★春の睡眠の日 3月18日 ★秋の睡眠の日 9月 3日 あわせて睡眠の日の前後1週間を「睡眠健康週間」としています。 ・春の睡眠健康週間 3月11日~3月25日 ・秋の睡眠健康週間 8月27日~9月10日 睡眠には、心身の疲労を回復する働きがあります。 睡眠時間の不足や、ぐっすり眠れないなど睡眠の質が悪化すると、からだやこころが休息・回復できず、生活習慣病のリスクが高まるなど健康への影響や、集中力が低下… もっと読む