健康のススメ

旬(しゅん) 食べ物にはいちばんおいしくて栄養価も高い時期、旬があります。 旬の食べ物には、その季節に必要としている栄養素を多く含んでおり、夏なら体を冷やし、冬なら体を温めるというように、体に働きかけてくれるものがたくさんあります。 また食事に取り入れることで、季節も楽しめます。 冬が旬の野菜 気温が下がり寒くなってくると、体は寒さに対応できるように働きはじめます。 冬の野菜には養分を蓄えた、体を温めてくれる根菜類や、ビタミンが豊富な葉菜類があります。 植物繊維も多く含まれ、胃腸の調子を助けます。 体の冷えは免… もっと読む

ニュース

感染力が強いノロウイルス 一年を通して発生していますが、特に冬場に流行します。 ノロウイルスは手指や食品などを介して感染し、感染すると腹痛や嘔吐、下痢などを引き起こします。 体調管理のほか、手洗いや食品の加熱調理、調理器具の洗浄・消毒等、予防が大切です。 感染の原因 • ノロウイルスに汚染された食品を食べる(特に牡蠣を含む加熱不十分な二枚貝) • 感染した人が調理などをして汚染された食品を食べる • 感染した人の便や嘔吐に接触したりすることにより二次感染 など 予防 手洗い 調理を行う前、食事の前、トイレ… もっと読む

医良人コラム

肩凝りに効果的な筋力トレーニングを、2種目紹介します。 ショルダーシュラッグ(肩をすくめる運動) ①足を肩幅に広げて立ち、ペットボトルや軽いダンベルを両手に持って、腕を下した状態から始めます。   ②両肩を真上になるべく高く引き上げ、同時に首はすくめます。 2、3秒、肩を上げた状態を保ち、筋肉が「ギューッ」と収縮するのを意識します。   ③ゆっくりと両肩が下がりきる位置まで下ろします。   注意点は、背中が丸まっていると、効果が半減してしまいます。 胸を張ってまっすぐ立ってください。 … もっと読む

ニュース

献血者が減少しがちな冬期において血液製剤の安定供給を確保するため、厚生労働省、都道府県及び日本赤十字社は、毎年1月1日から2月28日に「はたちの献血」キャンペーンを実施しています。 10代~30代の若い世代の献血者数は、この10年間で約25%も減少しています。 このまま減少が進んでいくと、血液製剤の安定供給に支障をきたす恐れがあります。 献血は身近でできる大きな社会貢献。 この機会に献血に行ってみませんか? 令和7年キャッチコピー 「誰かの明日を考える。はたちの献血」   なぜ献血が必要なの? … もっと読む

健康のススメ

風邪を引いたときなどにいわれる「免疫力が落ちている」、 病気にならないためにと耳にする「免疫力を高める」。 ・・・免疫力ってそもそもなんでしょう??   免疫力とは 免疫力とは体の自己防衛機能で、自分自身の体を守る力です。 ウイルスや細菌、異物などの体内への侵入を防いだり、侵入しても駆除して体を守ります。 風邪やインフルエンザの感染症など、病気を発症するリスクを防ぐためには免疫力がかかせません。 免疫力の低下 加齢、ストレス、生活習慣(食生活、睡眠不足、運動不足など)によって免疫力が低下すると、 • … もっと読む

医良人コラム

今回のテーマは、肩凝りのお悩みは、運動で解決しましょうーです。 外来診療でも肩凝りに悩む患者さんは非常に多く、ひどいと筋緊張型頭痛や吐き気を伴って、生活や仕事に支障が出る方もいます。 肩や首の後ろの「凝り」の悩みの根本対策は、前回の膝痛と同様、筋力トレーニングが最も効果的です。 肩こりの発症原因を分析してみます。 第一に、人間は大脳が発達しているため、頭部の重さは5~6㎏あります。   人間は垂直に立ち、その頭の重さを細い首が支えてバランスを取り続けているため、首や首の付け根の肩部分には常に負担がかか… もっと読む

健康のススメ

ヒートショックとは ヒートショックとは、暖かい部屋から寒い部屋への移動など、急な温度の変化が体に与えるショックのことです。 急な温度の変化を体が感じることで血圧が変動し、心臓や血管に大きな負担がかかります。 寒い冬場はヒートショックに特に注意が必要で、入浴時に起こりやすいことが知られています。 急な温度変化 例えば、寒い日の入浴時 <温> 暖房の効いた暖かい部屋で過ごす ↓ <冷> 気温の低い脱衣所に行き、服を脱ぐ、冷えた浴室に入る ↓ <温> 冷えた状態からお湯につかる、入浴によって温まる ↓ <冷> … もっと読む

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12月11日は「胃腸の日」、「胃に(12)いい(11))」の語呂合わせです。 現在の日本OTC医薬品協会が 2002年(平成14年)に制定しました。 年末年始にかけて、忘年会やクリスマス、お正月などの行事で、食べたり飲んだりする機会が多くなります。 食べ過ぎや飲み過ぎにより、胃腸に負担をかけて 体調を崩さないよう注意しましょう。 食べ過ぎると… 食べ過ぎると、食べ物を消化・吸収する胃腸はいつも以上に働くことになって、負担がかかります。 負担がかかって疲れた胃腸はバランスを崩したり、運動がうまく行われなくなっ… もっと読む

医良人コラム

前回、病気の予防や症状の改善に運動療法は「百薬の長」であると紹介しました。 例えば膝痛。 膝関節の軟骨がすり減って狭くなり、O脚に変形する変形性膝関節症は女性に多く、原因は加齢、体重、生活、仕事、出産歴などの複合要素が重なりますが、最も大きな原因の一つは筋力の衰えです。 女性の方が男性より膝周りの筋力が弱いため、膝関節がぐらぐらして安定しません。 これは目に見えるほどぐらつくのではなく、足を動かした際の関節の細やかなずれや長年の負担の積み重ねが次第に大きくなり、やがて変形につながります。 O脚が進むと、荷重が膝の内… もっと読む

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出典:厚生労働省ホームページ http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/eizu/ 世界エイズデー(World AIDS Day:12月1日)は、世界レベルでのエイズのまん延防止と患者・感染者に対する差別・偏見の解消を目的に、WHO(世界保健機関)が1988年に制定したものです。 毎年12月1日を中心に、世界各国でエイズに関する啓発活動が行われています。 令和6年度世界エイズデー キャンペーンテーマ 「U=U 知ることから、もう一度。12月1日は世界エイズデー。 」 近年では、HIV… もっと読む