11月8日はいい歯の日、「い(1)い(1)歯(8)」の語呂合わせです。 日本歯科医師会が1993年(平成5年)に制定しました。 8020(ハチマルニイマル)運動 「80歳になっても20本以上自分の歯を保とう」という運動です。 20本以上の歯があれば、ほとんどの食べ物を噛み砕くことができ、味を楽しみながら食べることができることから、「生涯、自分の歯で食べる楽しみを味わえるように」との願いが込められています。 →Let’s8020 情報サイト 8020推進財団 (外部サイトへ) 日々の歯磨き ~て… もっと読む
インフルエンザの予防接種が始まっています。
出典:厚生労働省ホームページ この冬は、新型コロナウイルス感染症とインフルエンザの同時流行が懸念されています。 予防接種(インフルエンザワクチンを接種)しても効果が発揮されるまでには約2週間かかるため、流行前に予防接種をうけましょう。 インフルエンザとは インフルエンザは、インフルエンザウイルスに感染することによって起こる病気です。 かぜと同じく熱・鼻水・咳などの症状がみられますが、一般的なかぜに比べて急に高熱となり、頭痛や筋肉、関節の痛みなどの全身の症状が強くでます。 感染と流行 ◆感染 人から人へ、咳や… もっと読む
第61回 恐ろしい「健康負債」
前回の続きです。 図の一番上の青い線は、幼少期からあまり不摂生をせずに過ごしたおかげで、右の縦軸の天命の日を迎えるまで、何の持病もなかった人。 緑色の線は、途中で高血圧などの生活習慣病が出たり、体力が低下し始めたりしたけれど、大病を患わずに生涯を終えることができた人。 紫色の線は、生活習慣病が大病まで至り、人生の後半を人工透析や在宅酸素療法、寝たきりとなって過ごすことになった人。 一番下の茶色の線は、病気によって天命よりも早く、若くして亡くなってしまったことを示しています。 ポイントは二つあります。 ①… もっと読む
第60回 健康度 加齢とともに低下
当コラム第8話で、健康づくりとは言うけれど、実は健康は健康に良いことをすると寿命が延びる「加点方式」ではなくて、不摂生をすることによって天命が短くなっていく「減点方式」であることをご紹介しました。 WHO(世界保健機関)は、日本人では、タバコを吸う人は6.15年、高血圧の人は、5.94年寿命を「損失」していると発表しています。 また、第54話では、過食や運動不足などの不適切な生活習慣から、高血圧や糖尿病などの生活習慣病が引き起こり、症状はないものの動脈硬化や慢性炎症が静かに進行していくと、やがて脳梗塞や認知… もっと読む
10月15日~21日は「長野県 がんと向き合う週間」です。
10月15日から21日までの一週間は、 長野県がん対策推進条例に定める「がんと向き合う週間」です。 参考リンク 長野県「がん検診の受診方法」 10月は「がん検診受診率50%達成に向けた集中キャンペーン月間」 キャッチフレーズ 「がん検診 愛する家族への 贈りもの」 厚生労働省ホームページより引用 新型コロナウイルス感染症への不安から、がん検診の受診控えが問題になっています。 がんは、日本において昭和56年より死因の第1位となり、現在では、年間37万人以上の国民ががんで死亡しており、これは、… もっと読む
10月10日は「目の愛護デー」です。
10月10日は「目の愛護デー」 人が体の外から受ける情報の約80%は目から入るといわれています。 知らず知らずのうちに酷使していませんか? おうち時間が長くなり、パソコンやスマートフォンを見る時間が増えたという方も多くなっています。 目に負担をかけすぎないよう日頃から気を付けましょう。 ◆パソコンや携帯電話の長時間の使用は控え、目を休める時間を持ちましょう ◆長時間の紫外線はできるだけ避け、サングラス等を使用しましょう ◆眼鏡やコンタクトレンズを使用する際は、適正な処方で自分にあったものを使用しましょう … もっと読む
10月は「体力つくり強調月間」です。
10月は「体力つくり強調月間」です。 体力つくり国民運動は、昭和39年(1964年)のオリンピック東京大会を契機として、「国民の健康・体力増強対策について」が閣議決定されたことに始まります。 昭和44年度(1969年度)から毎年10月に体力つくり強調月間が設けられ、体力つくりへの取り組みを日常生活に定着させることを目的としています。 出典:文部科学省 スポーツ庁ホームページ(http://www.mext.go.jp/sports/) 秋はスポーツの秋といわれるなど、過ごしやすい気温や天気の良い日が続くなど、運動す… もっと読む
第59回 感染予防の成果
※2021年6月22日(火)付MGプレス「健康の見つけ方」に掲載された記事です。 1年以上続く新型コロナウイルスの流行によって、コロナによる国内死亡者は1万4000人を超えました。(2021.6.13現在) これにより、昨年のすべての死亡数が増えたのでは?と思われる方もいるかもしれません。 ところが、4日厚生労働省が発表した2020年の年間総死亡数(概数値)は、その前年と比べて8445人減少していました。 死亡数が対前年比で減少するのは、実に11年ぶりのことです。 コロナによる死亡数が増えたのに、全体… もっと読む
9月24~30日は「結核予防週間」です。
出典:厚生労働省ホームページ 厚生労働省では、毎年9月24日~30日を「結核予防週間」として、結核予防に関する普及啓発を行っています。 結核と感染 結核は「結核菌」よって起こる感染症です。 感染初期には症状がほとんどなく、次第に咳やたん、微熱、倦怠感(体のだるさ)など、風邪のような症状が出てきます。 結核が進行すると、咳やくしゃみ等によって空気中に結核菌が飛び散るようになり、その結核菌を吸い込むことにより周りの人に感染が拡がります。 ○ 参考ページ 病気の基礎知識 結核(肺結核) 今でも年間約15,000… もっと読む
第58回 「誰かのために」予防接種
※2021年5月25日(火)付MGプレス「健康の見つけ方」に掲載された記事です。 高齢者から順次、新型コロナウイルスワクチンの予防接種が始まっています。 一方、ワクチンを打つかまだ迷っているという声も聞きます。 インフルエンザやはしか、風疹のコラムの際に「予防接種は思いやりの心」と紹介してきました。 予防接種は、自分自身だけを守っているわけではありません。 身近にいる家族や友人はもちろん、遠く離れたどこかの誰かの感染を防いでいるのです。 現在国内で使用されているファイザー社製のコロナワクチンは発症予防率… もっと読む