(信濃毎日新聞中信版MGプレスに掲載されたものを再掲しています。) 寂しいことにサッカーワールドカップ(W杯)が終わってしまいました。 中信地域には松本山雅FCもあり、サッカーファンが多いと思います。 私は幸せなことに2002年日韓W杯決勝戦、ブラジル対ドイツを横浜の競技場で観戦できました。 試合終了後、敗れたドイツのGKオリバー・カーン選手がゴールポストにもたれかかり涙する姿は印象的でした。 サッカーは「連携プレー」が大事といわれます。 選手は自分のポジションの役割をきちんと果たし、仲間と連携してチーム全体の戦力… もっと読む
2018年10月6日(土)松本市市役所大手事務所2階 松本市市民活動サポートセンターにて開催いたしました。 テーマは「楽楽エクササイズ」「健康UPの食事術」「睡眠力チェック」でした。 講義内容 ①(ACTION)「楽楽エクササイズ」 〜音楽で楽しくエクササイズ〜 松本大学 土井 麻弓健康運動指導士 健康を保つためのヒントを「運動」の面からお話ししてくださり、最後にディズニーのリトルマーメイドのテーマとともに会場の皆さんと一体になっってエクササイズをしました。 ○運動はなぜ必要?→健康的な生活のために運動は大切 ・幼… もっと読む
旬を食べよう-秋
旬(しゅん) 食べ物にはいちばんおいしくて栄養価も高い時期、旬があります。 旬の食べ物には、その季節に必要としている栄養素を多く含んでおり、夏なら体を冷やし、冬なら体を温めるというように、体に働きかけてくれるものがたくさんあります。 また食事に取り入れることで、季節も楽しめます。 秋が旬の食べ物 秋は暑さがやわらぎ過ごしやすいですが、朝晩の冷え込みや空気が乾燥しやすくなります。皮膚や粘膜に働きかけるビタミンなどの栄養素を取って免疫力を高め、体調を整えましょう。 実りの秋にはきのこや木の実、根菜類などが旬を迎え、葉も… もっと読む
第3回「健康の見つけ方」〜健康を意識する火曜日に〜
(信濃毎日新聞中信版MGプレスに掲載されたものを再掲しています。) 健康づくりに取り組む前に「健康」の大切さを確認しておきましょう。 WHO(世界保健機構)は、健康の定義を「単に病気や虚弱でないということではなく、肉体的、精神的、社会的にすべてが満たされた状態」としています。つまり健康は、偏りのないバランスが取れた状態−と読み取ることができます。 これらは相互に関連もしています。病気が見つかると、入院や痛みによって生活や仕事が制限されてしまい、今日まで続いてきた日常を変えざるを得ない場合があります。 また、自分だけ… もっと読む
10月は「体力つくり強化月間」です。
体力つくり国民運動は、昭和39年のオリンピック東京大会を一つの契機として閣議決定された「国民の健康・体力増強対策について」に基づき、昭和40年3月に「体力つくり国民会議」が結成され、昭和44年度から毎年10月を「体力つくり強調月間」とし、健康・体力つくりを呼び掛けるなどの運動を展開しています。 平成30年度「体力つくり強調月間」及び「体育の日」ポスター 出典:文部科学省 スポーツ庁ホームページ(http://www.mext.go.jp/sports/) 秋はスポーツの秋といわれるなど、過ごしやすい気温や天気の良い… もっと読む
からだと水分
からだと水分 個人差はありますが、成人の場合、からだの約60%が水分です。 摂取した水分は、血液などの「体液」として体内でさまざまな役割をしています。 ・酸素や栄養素を運ぶ ・老廃物を体外に排出する ・汗を出して体温を調整する 水分が不足すると からだの水分が不足するとからだは脱水となり、のどが渇いてからだの機能が低下しはじめます。 ◆脱水症状 ・のどの渇き ・ぼんやりする ・疲労感 ・体温の上昇 ・頭痛 ・めまい など ◆脱水 からだが脱水状態 ↓ 血液の粘性が増して流れが悪くなる ↓ … もっと読む
第2回「健康の見つけ方」〜医療者の役割考えて活動〜
(信濃毎日新聞中信版MGプレスに掲載した記事を再掲載しています。) 健康の話に入る前に、医療者の団体「信州メディビトネット」を立ち上げた経緯をお話しします。 私は信州大学を卒業後、地域医療に携わりたいと北海道に渡りました。北海道大学附属病院や、オホーツク海沿岸の週に1日、午前中だけ開かれる診療所など大小さまざまな医療機関に勤務し、おのずと内科だけにとどまらない総合診療的な視点が養われました。 北海道は慢性的な医師不足で、しばしば応援診療に呼ばれます。廃坑になって高齢者ばかりが残る町、過疎化が進んで診療所が閉じられた… もっと読む
9月24~30日は「結核予防週間」です。
結核と感染 結核は「結核菌」よって起こる感染症です。 感染初期には症状がほとんどなく、次第に咳やたん、発熱(微熱)などかぜのような症状が出てきます。 結核が進行すると、咳やくしゃみ等によって空気中に結核菌が飛び散るようになり、その結核菌を吸い込むことにより周りの人に感染が拡がります。 ○ 参考ページ 病気の基礎知識 結核(肺結核) 年間約17,000人が発症、結核は過去の病気ではありません 結核は、かつては「国民病」といわれて、1950年代までは日本人の死亡原因のトップを占めていて、年間に10数万人が亡くなりまし… もっと読む
第1回「健康の見つけ方」〜健康とは何か整理しよう〜
(信濃毎日新聞中信版MGプレスの記事を再掲しています。) はじめまして。松本市を中心に地域医療や家庭医療に携わっている小手川直史と申します。 日常診療と並行して、「信州メディビトネット」という医療者(医師や看護師、薬剤師など医療に関わる職種)の団体を運営しています。 この信州メディビトネットは、医療者同士が情報交換や交流活動をするとともに、「長野県に健康を広めよう」を合言葉に、県や市町村と一緒に地域向けの健康講座を開催したり、県民向けの健康情報を発信するホームページ「信州健康の森 まんまる◎広場」を運営しています。… もっと読む
体を動かそう
体を動かしたり、運動したりしていますか 体を動かすことが多い人や、運動をよく行っている人は、高血圧、糖尿病、肥満、骨粗鬆症などの病気にかかる割合が低いこと、また、体を動かすことや運動が、メンタルヘルスや生活の質の改善に効果をもたらすことが認められています。 ・家事や庭仕事、通勤のために歩くなど日常生活で体を動かす ・趣味やレジャーで体を動かす ・運動・スポーツ 体を動かすことを増やすためには 体を動かすことを増やすためには、体を動かすことを意識することが必要です。 日頃から「散歩」、「早く歩く」、「乗り物やエレベー… もっと読む