医良人コラム
23/8/15

第80回 年男 人生を振り返って

遅ればせながら、明けましておめでとうございます。


1975年生まれの私は今年、年男です。

これまでの人生を、干支のうさぎの跳躍と、三段跳びに例えて12年ごとに振り返ってみました。

0歳から小学校を卒業する12歳までは、人生を走り出す前の「準備体操」期間でした。

ケガをしないように、毎日楽しく体と心を伸ばしていました。

24歳で信州大医学部(松本市)を卒業するまでは「助走」期間にあたりました。

比較的まっすぐ走ることができたと思います。

そして、社会に飛び出す最初の跳躍「ホップ」を踏み切りました!

 

私は、九州生まれのため北の大地に憧れて、北海道で医師の研修を受けました。

大病院から診療所までを経験して、再び長野に戻りました。

医師としての体力を養う期間でした。

36歳、東日本大震災の被災地支援に参加したことが、人生の進路を定め直して大きく跳び出す「ステップ」となりました。

帰松後「信州メディビトネット」という団体を立ち上げ、市民の皆さんへの健康普及活動を始めました。

本コラムも5年近く連載させてもらい、おかげさまで「ステップ」もバランスを崩さずに着地できそうです。

 

そして、本年が私にとっていよいよ「ジャンプ」の年になります!

 

 

年表を見ても、12年という期間で世界は大きく変化します。

 

 

 

次に年男になる還暦時に、けがなくきちんとした場所に着地できるように、そしてなるべく遠くまで跳べているように、一眠り休憩をして、亀に追い越されないように、兎に角、前進したいと思います!

年男年女だけでなく、全ての読者の皆さんにとりましても跳躍の年になりますよう、本年も健康づくりをサポートさせていただきます。

 

(2023年1月24日(火)付MGプレス「健康の見つけ方」から)

 

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