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女性が生涯を通じて健康で明るく、充実した日々を自立して過ごすことを総合的に支援するため、厚生労働省は毎年3月1日~8日を「女性の健康週間」と定め、女性の健康づくりを国民運動として展開しています。 ○ 厚生労働省 女性の健康づくり ○ 厚生労働省 女性の健康についての情報提供サイト 「女性の健康推進室 ヘルスケアラボ」 女性ホルモン 女性の身体に深く関係しているのが女性ホルモンです。 思春期から更年期まで、およそ一ヶ月単位の一定の周期によって卵巣から分泌され、40歳代後半から50歳代の更年期に急激に減少して… もっと読む

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日本アレルギー協会は2月20日をアレルギーの日と定め、その前後一週間 2月17日~23日をアレルギー週間としてアレルギーに関する啓発活動を行っています。 アレルギーとは 自分の体の成分と違うもの(例:ウイルス、細菌、花粉など)が体の中に入ってくると、体は異物として認識して排除しようとします。 この仕組みが「免疫」です。 この異物に対して反応する際に、過剰に反応して自分の体を傷つけてしまうのが「アレルギー反応」です。 アレルギー反応を起こす原因となる物質を「アレルゲン」と呼びます。   (参考)アレルゲ… もっと読む

医良人コラム

今回は脂質について一緒に確認しましょう。 脂質は分類や用語が難しいため、重要な3群をとりあげます。   ①見えない脂質 統計を見ると日本人の脂質摂取量は、1950年に比べて約3倍に増えていま す。「見えない脂質」を多く摂るようになったためです。見えない脂質は食 品自体に含まれていて、食べる際に意識しづらい脂質です。 揚げ物、ファーストフードやインスタント食品、パン、菓子類、アイスクリ ーム、ルーやドレッシングなどに隠れています。   日本人は実に脂質の8割を、見えない脂質から摂っています。見… もっと読む

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フットケアの日は、糖尿病や末梢動脈疾患(PAD)、閉塞性動脈硬化症(ASO)による足病変の予防・早期発見・早期治療の啓発を目的として制定されました。 末梢動脈疾患(PAD)/閉塞性動脈硬化症(ASO)は、足の動脈が狭くなったり、つまったりして、血液の流れが悪くなることで発症します。 足がしびれる、痛い、冷たいなどの症状があらわれます。 糖尿病の神経障害は最も多い合併症のひとつです。 血糖値が高い状態が続くと、末梢神経の代謝に異常をきたして不要な物質が溜まってしまったり、血管が傷ついて血液の流れが悪くなることで、しび… もっと読む

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生活習慣病予防に対する意識向上とこれによる健康寿命の伸長を目指すべく、毎年2月は日本生活習慣病予防協会が定める「全国生活習慣病予防月間」です。 生活習慣病とは 生活習慣病は、生活習慣が関与して発症する疾患です。 喫煙、偏った食事、大量の飲酒、運動不足、不十分な休養、ストレス過多等、好ましくない生活の積み重ねによって引き起こされます。 日常の生活習慣の改善が重要です。 ▪▪▪生活習慣病 参考ページ▪▪▪ ○ みんなの健康百科-病気の基礎知識-高血圧症 ○ みんなの健康百科-病気の基礎知識-高脂血症(脂質異常症・中… もっと読む

医良人コラム

「日本人の食事摂取基準 2020年版 」で、50歳以上のタンパク質の目標量 の下限が引き上げられました。   要介護の手前であるフレイルに、タンパク質不足が大きく影響していること が分かってきたためです。 タンパク質摂取量を20%増やすと、フレイルの発症率が30%下がる研究な どが複数紹介されています。 この摂取基準によると1日のタンパク質目標量は、標準身体活動量の成人 男性で約90~130g、同女性70~100g程です。(上限値以上の摂取はよくあ りません)   まずタンパク質は、3食に分… もっと読む

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日本生活習慣病予防協会が制定する 「一無(いちむ)、二少(にしょう)、三多(さんた)の日」。 ◆一無 「無煙・禁煙の勧め」 無煙・禁煙:タバコは吸わない、喫煙は万病の元 ◆二少 「少食、少酒の勧め」 少食:食事はバランス良く、腹八分目 少酒:お酒はほどほどに ◆三多 「多動、多休、多接の勧め」 多動:身体を活発に動かす 多休:休養をしっかりとる 多接:多くの人や物事に接する創造的な生活 この一無二少三多を意識した生活習慣を実践し、健康に… もっと読む

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感染力が強いノロウイルス 一年を通して発生していますが、特に冬場に流行します。 ノロウイルスは手指や食品などを介して感染し、感染すると腹痛や嘔吐、下痢などを引き起こします。 体調管理のほか、手洗いや食品の加熱調理、調理器具の洗浄・消毒等、予防が大切です。 感染の原因 ・ノロウイルスに汚染された食品を食べる(特に牡蠣を含む加熱不十分な二枚貝) ・感染した人が調理などをして汚染された食品を食べる ・感染した人の便や嘔吐に接触したりすることにより二次感染 など 予防 手洗い 調理を行う前、食事の前、トイレに行っ… もっと読む

医良人コラム

今回は炭水化物の基本をまとめます。 炭水化物は「糖質」と「食物繊維」の総称です。 まず炭水化物を多く含む食品群を大きく4つのグループに分けて整理すると理解しやすくなります。 ①穀物(米、麦、トウモロコシ)、イモなど世界中で主食とされる食品 ②果物 ③砂糖や菓子、清涼飲料水など ④その他 ①と②には、糖質と食物繊維両方が含まれ、なおかつビタミンやミネラルなど他の栄養素も多く含みます。 ③は、ほぼ糖質だけです。 栄養素が不足することは体に良くないと直感的に感じますね。 炭水化物が不足すると健康づくりにどのよ… もっと読む

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献血者が減少しがちな冬期において血液製剤の安定供給を確保するため、厚生労働省、都道府県及び日本赤十字社は、毎年1月1日から2月28日に「はたちの献血」キャンペーンを実施しています。 10代~30代の若い世代の献血者数は、この10年間で約32%も減少しています。 このまま減少が進んでいくと、血液製剤の安定供給に支障をきたす恐れがあります。 献血は身近でできる大きな社会貢献。 この機会に献血に行ってみませんか? 令和5年キャッチコピー 「きっと誰かが、だったら私が はたちの献血」   なぜ献血が必要… もっと読む