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「世界緑内障週間」は、世界緑内障連盟と世界緑内障患者連盟による、緑内障を多くの方に知ってもらい、緑内障の早期発見につなげる取り組みです。 「慢性緑内障」は 日本での失明原因の第1位! 緑内障とは、視野が狭くなったり、部分的に見えない部分がでてきたりする視野の障害を起こす病気です。 病気による失明原因の第1位であり、介護が必要になる原因としても挙げられます。 40歳以上の20人に1人が緑内障と言われていますが、ほとんどの人はかなり進行するまで自覚症状がないため、緑内障患者のうち1割~2割しか治療を受けてないと… もっと読む

医良人コラム

血糖値とHbA1c(ヘモグロビンエーワンシー)の関係を描いてみました。   薄い緑色の曲線は、健康な方の1日の血糖値の推移を表します。 食事をすると上昇し、食後1時間前後でピークを迎え、その後徐々に低下して2~3時間後に元に戻ります。 この血糖値の波の1~2カ月間の平均値が、濃い緑色の直線が表すHbA1cです。   薄い黄色の曲線は、糖尿病の方の血糖値の推移です。 朝食前の空腹時から、高い位置にあります。 そして、糖尿病の方は血糖値を下げるインスリンの働きが弱まっているため、同じカロリーの食事を… もっと読む

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女性が生涯を通じて健康で明るく、充実した日々を自立して過ごすことを総合的に支援するため、厚生労働省は毎年3月1日~8日を「女性の健康週間」と定め、女性の健康づくりを国民運動として展開しています。 ○ 厚生労働省 女性の健康づくり ○ 厚生労働省 女性の健康についての情報提供サイト 「女性の健康推進室 ヘルスケアラボ」 女性ホルモン 女性の身体に深く関係しているのが女性ホルモンです。 思春期から更年期まで、およそ一ヶ月単位の一定の周期によって卵巣から分泌され、40歳代後半から50歳代の更年期に急激に減少して… もっと読む

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日本アレルギー協会は2月20日をアレルギーの日と定め、その前後一週間 2月17日~23日をアレルギー週間としてアレルギーに関する啓発活動を行っています。 アレルギーとは 自分の体の成分と違うもの(例:ウイルス、細菌、花粉など)が体の中に入ってくると、体は異物として認識して排除しようとします。 この仕組みが「免疫」です。 この異物に対して反応する際に、過剰に反応して自分の体を傷つけてしまうのが「アレルギー反応」です。 アレルギー反応を起こす原因となる物質を「アレルゲン」と呼びます。   (参考)アレルゲ… もっと読む

健康のススメ

花粉症は、樹木や草花の花粉が原因となって、鼻水、くしゃみ、目のかゆみや、体がだるい等のさまざまなアレルギー反応を起こす病気です。 スギやヒノキの花粉の飛散は春がピークですが、夏や秋に花粉が飛散する植物もあります。 ○関東地方の主な飛散時期 ・2月~4月 スギ花粉 ・4月~5月 ヒノキ花粉 ・6月~8月 カモガヤなどのイネ科花粉 ・8月~10月 ブタクサやヨモギなどの雑草類の花粉   今年、松本市でのスギ花粉の飛散開始時期は、2月下旬からと予想されています。   対策 ~症状を軽減するために~ ◆… もっと読む

医良人コラム

「チャットGPT」が話題です。 高度な人工知能(AI)が、インターネットを介して、私たちと文章で会話(チャット)をしてくれるサービスです。 例えば「チャットGPTとは何ですか?」と質問を入力すると、数秒で自然な日本語で答えてくれます。   2022年11月に公開された無料版は、わずか2か月間で世界中のユーザー数が1億人を突破したそうで、現在さまざまな企業が提携し、活用法を模索しています。 参考にしている元データが21年9月までのため、新しい出来事には対応していませんし、元々、インターネット上の情報を統合し… もっと読む

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フットケアの日は、糖尿病や末梢動脈疾患(PAD)、閉塞性動脈硬化症(ASO)による足病変の予防・早期発見・早期治療の啓発を目的として制定されました。 末梢動脈疾患(PAD)/閉塞性動脈硬化症(ASO)は、足の動脈が狭くなったり、つまったりして、血液の流れが悪くなることで発症します。 足がしびれる、痛い、冷たいなどの症状があらわれます。 糖尿病の神経障害は最も多い合併症のひとつです。 血糖値が高い状態が続くと、末梢神経の代謝に異常をきたして不要な物質が溜まってしまったり、血管が傷ついて血液の流れが悪くなることで、しび… もっと読む

医良人コラム

前回、血糖値の過去1~2カ月間の平均値を表すHbA1c(ヘモグロビンエーワンシー)が重要であり、6.5%を超えると糖尿病の可能性が高いことを覚えました。 この値が6.0~6.4%の人は、将来糖尿病に進行する可能性が高く、正式ではありませんが「糖尿病境界型」や「糖尿病予備軍」と呼ばれています。 日本では糖尿病型と境界型は、それぞれ約1千万人ずついると推計され、境界型の段階で気付いて、早期に対策を始めることが大事になります。   前回、進行した糖尿病でも自覚症状が乏しい例を紹介しましたが、糖尿病の代表的な自覚… もっと読む

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生活習慣病予防に対する意識向上とこれによる健康寿命の伸長を目指すべく、毎年2月は日本生活習慣病予防協会が定める「全国生活習慣病予防月間」です。 生活習慣病とは 生活習慣病は、生活習慣が関与して発症する疾患です。 喫煙、偏った食事、大量の飲酒、運動不足、不十分な休養、ストレス過多等、好ましくない生活の積み重ねによって引き起こされます。 日常の生活習慣の改善が重要です。 ▪▪▪生活習慣病 参考ページ▪▪▪ ○ みんなの健康百科-病気の基礎知識-高血圧症 ○ みんなの健康百科-病気の基礎知識-高脂血症(脂質異常症・中… もっと読む

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日本生活習慣病予防協会が制定する 「一無(いちむ)、二少(にしょう)、三多(さんた)の日」。 ◆一無 「無煙・禁煙の勧め」 無煙・禁煙:タバコは吸わない、喫煙は万病の元 ◆二少 「少食、少酒の勧め」 少食:食事はバランス良く、腹八分目 少酒:お酒はほどほどに ◆三多 「多動、多休、多接の勧め」 多動:身体を活発に動かす 多休:休養をしっかりとる 多接:多くの人や物事に接する創造的な生活 この一無二少三多を意識した生活習慣を実践し、健康に… もっと読む