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毎年4月2日は国連が定める「世界自閉症啓発デー」、 4月2日~8日は「発達障害啓発週間」です。 自閉症をはじめとする発達障害について、理解を深めるための啓発活動が行われています。 ○世界自閉症啓発デー 日本実行委員会 公式サイト http://www.worldautismawarenessday.jp/htdocs/ 発達障害 発達障害は、脳機能の発達が関係する生まれつきの障害で、病気ではありません。 脳の発達の違いから、コミュニケーションや対人関係をつくることや新しいことを学習することなどを不得意とし… もっと読む

医良人コラム

「糖尿病」という名称が変わるかもしれません。 尿に糖が出なくても血糖値が高い糖尿病の方もいるため、病態を正確に表していないという意見や、患者さんアンケートで病名に「尿」という排せつ物が含まれている点、怠惰な生活をしていると誤解されがちな負のイメージを持たれやすいーなどの意見を基に議論が始まったところです。 糖尿病の原因は大きく5つあり ①1型糖尿病 ②2型糖尿病(インスリン分泌低下型) ③2型糖尿病(インスリン抵抗型) ④膵臓手術後や他の疾患の影響による糖尿病 ⑤妊娠糖尿病です。   ④⑤の解説は省略… もっと読む

健康のススメ

旬(しゅん) 食べ物にはいちばんおいしくて栄養価も高い時期、旬があります。 旬の食べ物には、その季節に必要としている栄養素を多く含んでおり、夏なら体を冷やし、冬なら体を温めるというように、体に働きかけてくれるものがたくさんあります。 また食事に取り入れることで、季節も楽しめます。 春が旬の野菜 春の野菜に多く含まれるビタミン類は、代謝の促進や疲労の回復などに効果的です。 芽ものの野菜が多く見られます。 ・グリーンアスパラガス ・山菜:うど、ふき、たらの芽、わらびなど ・スナップエンドウ ・たけのこ ・菜の花 ・… もっと読む

ニュース

睡眠健康への意識を高めることを目的に、睡眠健康推進機構と日本睡眠学会により年に2回「睡眠の日」を制定しています。 ★春の睡眠の日 3月18日 ★秋の睡眠の日 9月 3日 あわせて睡眠の日の前後1週間を「睡眠健康週間」としています。 ・春の睡眠健康週間 3月11日~3月25日 ・秋の睡眠健康週間 8月27日~9月10日   睡眠には、心身の疲労を回復する働きがあります。 睡眠時間の不足や、ぐっすり眠れないなど睡眠の質が悪化すると、からだやこころが休息・回復できず、生活習慣病のリスクが高まるなど健康へ… もっと読む

医良人コラム

食事の他にも血糖値を上げる強力な伏兵がいます。 「間食」です。 朝食後のひと仕事を終えて、「さて一服」と、菓子を食べると、食後の血糖値が下がりきる前に再上昇し、昼食を食べるとさらに上がります。 食後の休憩中に友達が遊びに来て、おしゃべりをしながら、おやつをつまむと血糖値はまたまた一段と高くなり、家族で夕食を囲んだ後に、テレビを見ながらとどめの夜食を食べる頃には、血糖値は最高値に達します。     この事象には、もう一つ大事なポイントが隠れています。 糖尿病の人は健康な人に比べると、膵臓の働きが低… もっと読む

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「世界緑内障週間」は、世界緑内障連盟と世界緑内障患者連盟による、緑内障を多くの方に知ってもらい、緑内障の早期発見につなげる取り組みです。 「慢性緑内障」は 日本での失明原因の第1位! 緑内障とは、視野が狭くなったり、部分的に見えない部分がでてきたりする視野の障害を起こす病気です。 病気による失明原因の第1位であり、介護が必要になる原因としても挙げられます。 40歳以上の20人に1人が緑内障と言われていますが、ほとんどの人はかなり進行するまで自覚症状がないため、緑内障患者のうち1割~2割しか治療を受けてないと… もっと読む

医良人コラム

血糖値とHbA1c(ヘモグロビンエーワンシー)の関係を描いてみました。   薄い緑色の曲線は、健康な方の1日の血糖値の推移を表します。 食事をすると上昇し、食後1時間前後でピークを迎え、その後徐々に低下して2~3時間後に元に戻ります。 この血糖値の波の1~2カ月間の平均値が、濃い緑色の直線が表すHbA1cです。   薄い黄色の曲線は、糖尿病の方の血糖値の推移です。 朝食前の空腹時から、高い位置にあります。 そして、糖尿病の方は血糖値を下げるインスリンの働きが弱まっているため、同じカロリーの食事を… もっと読む

ニュース

女性が生涯を通じて健康で明るく、充実した日々を自立して過ごすことを総合的に支援するため、厚生労働省は毎年3月1日~8日を「女性の健康週間」と定め、女性の健康づくりを国民運動として展開しています。 ○ 厚生労働省 女性の健康づくり ○ 厚生労働省 女性の健康についての情報提供サイト 「女性の健康推進室 ヘルスケアラボ」 女性ホルモン 女性の身体に深く関係しているのが女性ホルモンです。 思春期から更年期まで、およそ一ヶ月単位の一定の周期によって卵巣から分泌され、40歳代後半から50歳代の更年期に急激に減少して… もっと読む

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日本アレルギー協会は2月20日をアレルギーの日と定め、その前後一週間 2月17日~23日をアレルギー週間としてアレルギーに関する啓発活動を行っています。 アレルギーとは 自分の体の成分と違うもの(例:ウイルス、細菌、花粉など)が体の中に入ってくると、体は異物として認識して排除しようとします。 この仕組みが「免疫」です。 この異物に対して反応する際に、過剰に反応して自分の体を傷つけてしまうのが「アレルギー反応」です。 アレルギー反応を起こす原因となる物質を「アレルゲン」と呼びます。   (参考)アレルゲ… もっと読む

健康のススメ

花粉症は、樹木や草花の花粉が原因となって、鼻水、くしゃみ、目のかゆみや、体がだるい等のさまざまなアレルギー反応を起こす病気です。 スギやヒノキの花粉の飛散は春がピークですが、夏や秋に花粉が飛散する植物もあります。 ○関東地方の主な飛散時期 ・2月~4月 スギ花粉 ・4月~5月 ヒノキ花粉 ・6月~8月 カモガヤなどのイネ科花粉 ・8月~10月 ブタクサやヨモギなどの雑草類の花粉   今年、松本市でのスギ花粉の飛散開始時期は、2月下旬からと予想されています。   対策 ~症状を軽減するために~ ◆… もっと読む