まだまだ猛暑となる日が続いています! 炎天下の外出は避ける、涼しい室内で過ごす、適切に水分補給をするなど 熱中症予防をしましょう。 熱中症が発生しやすい条件 ・気温が高い、湿度が高い、風がない、日差しが強い、急に暑くなった日 ・体調がすぐれない、熱さに慣れていない 屋外でのスポーツや作業時、気温が高い室内での作業や飲酒時、熱帯夜やその翌日に起こりやすくなります。 また、屋内や夜間でも熱中症にかかることがあります。 エアコンなどで温度や湿度を適切に管理して、水分補給もこま… もっと読む
第102回 体を動かす機会増やして
信州メディビトネット健康七箇条の第二条「楽しく運動を続ける」に入りますが、運動や体づくりといえば、本コラム枠で一緒に連載をしている整形外科医の谷川浩隆先生がご専門です。 谷川先生のコラム「動いて健やかに」の内容と食い違ったことを書いてしまって、読者の皆さんを混乱させてはいけないと考え、スクラップ保管していた谷川先生のコラムを読み直しました。 一貫して、バランスの良い食事と適度な運動が健康づくりに大切であることが書かれており、私と同じ趣旨で安心しました。 普段から医師として患者さんに健康づくりの助言をする際、「○… もっと読む
旬を食べよう-夏
旬(しゅん) 食べ物にはいちばんおいしくて栄養価も高い時期、旬があります。 旬の食べ物には、その季節に必要としている栄養素を多く含んでおり、夏なら体を冷やし、冬なら体を温めるというように、体に働きかけてくれるものがたくさんあります。 また食事に取り入れることで、季節も楽しめます。 夏が旬の野菜 色鮮やかな野菜が多い夏の野菜には、水分やビタミン類が多く含まれ、体をひやしたり、暑さで弱った胃の消化を助けたり、利尿を促したりする働きがあります。 実となる野菜が多く見られます。 ・トマト ・きゅうり ・なす ・ピーマン… もっと読む
虫の多い季節!虫に刺されないように注意しましょう。
夏場は蚊などの虫に刺されやすい時季です。 虫刺されは、刺された虫によって症状の現われ方に違いがあり、虫に刺された頻度や体質によっても症状の現われ方に個人差があります。 また刺された後に強いアレルギー反応が起こって、全身に蕁麻疹が出たり、気分が悪くなったりすることがあります。 虫に刺されないように注意することが大切です。 • 屋外で活動する場合には長袖など、肌の露出が少ない服装を選びましょう • 池や川の近く、藪の中など、虫に刺されるリスクが高い場所は避けましょう • 虫よけを利用しましょう(製品添付の用法・用量… もっと読む
第101回 体力つけフレイル対策を
2月1日は「フレイルの日」でした。 日付を「201」として「フ(2)レ(0)イ(1)ル」と読む語呂合わせで、日本記念日協会に登録されています。 本コラムでは5年前の第22、23回で初めてフレイルを紹介しました。 この間にずいぶん認識が広まり嬉しい限りです。 しかしまだ聞き慣れない方のために改めて紹介します。 フレイルは、虚弱・老衰を意味する英単語「Frailty」から作られた造語です。 要介護と健康の「中間」を表し、高齢になるにつれ、心身の「余力」が少なくなり、転倒などをきっかけに要介護になる危険性が… もっと読む
8月1日は「肺の日」です。
日本呼吸器学会は毎年8月1日を肺の日と定め、呼吸器疾患についての情報を伝え、病気の予防や治療のための啓発活動を行っています。 肺のはたらき 鼻と口から入った空気は気管をとおり、肺の中へ入ります。 肺は、空気中の酸素をからだの中に取り入れて、二酸化炭素をからだの外に出すはたらきをしています。 この交換が呼吸です。 肺と病気(呼吸器疾患) 近年増加がみられています。 • 肺がん 気管支や肺胞の細胞が何らかの原因でがん化したものです。 • 慢性閉塞性肺疾患(COPD) 肺に慢性の炎症が起きて、肺胞が破壊された… もっと読む
第100回 健康づくりの発信今後も
おかげさまで、本コラムの第100回を迎えることができました。 ひとえに、ご愛読いただいた読者の皆さんのおかげです。 心から感謝申し上げます。 がんや脳梗塞など、病気になってから病院を受診し、手術や抗がん剤、リハビリなどで苦労が続く患者さんに数多く接する中で、診察室にいるだけでなく、健康情報を発信して、将来病気で悩む人を1人でも予防したいと考え、「信州メディビトネット」の活動を始めたのがちょうど10年前の2014年2月10日。 市民向け健康講座、信州健康かるた、健康年齢ピックなどの健康啓発イベントを行ってきました。 … もっと読む
夏場におこる食中毒に注意しましょう!
気温や湿度が高くなるこの時期は、細菌による食中毒が起きやすくなります。 食品の扱いや調理方法などに注意して、食中毒予防に努めましょう! 食中毒 食中毒とは、細菌やウイルスが付着した食品や有毒・有害な物質が含まれた食品を食べることによって、腹痛・下痢・発熱などが起こる病気です。 生の肉や魚には、食中毒の原因となる細菌がついていることがあります。 また、手を十分に洗わないで調理をすると、手についていた細菌が食品にうつり食中毒が起こることがあります。 食品の購入から低温保存や加熱調理、手洗いをしっかり行い、食中… もっと読む
よく噛んで食べよう
歯と噛むこと 食べ物を細かく噛み砕いて消化しやすくする歯は、発音を助ける、表情をつくる、体のバランスを保つなどの役割も担っています。 噛むことは、唾液の分泌を促し、口の周りの筋肉を動かしてあごの発達を助け、噛むことで脳へ刺激を与えて脳の働きが活発になります。 唾液の働き 噛むことにより唾液の分泌が促進されます。唾液には消化酵素が含まれており、食べ物の消化を助けます。 また、口の中の汚れを洗い流し、細菌の繁殖を抑えてむし歯を防ぐといった、口の中を清潔に保つ働きがあります。 よく噛んで食べる ◆消化を助ける よ… もっと読む
梅雨の季節-熱中症にご注意を!!
最近、全国各地で熱中症発生のニュースが見られます。 梅雨の晴れ間もあり、 蒸し暑さを感じるこの時期、熱中症に要注意です! 急に気温が上がり、体が暑さになれていないために体温調節がうまくできず、また湿度が高いために汗が蒸発しにくく、体に熱がこもりやすくなります。 熱中症が発生しやすい条件 ・気温が高い、湿度が高い、風がない、日差しが強い、急に暑くなった日 ・体調がすぐれない、熱さに慣れていない また、屋外でのスポーツや作業時、気温が高い室内での運動・作業や飲酒時、熱帯夜やその翌日に起こりやすくなりま… もっと読む