医良人コラム

                  信州大学医学部附属病院 歯科口腔外科 高橋 絢 歯科衛生士   『歯科衛生士』という職業についてご紹介させて頂きたいと思います。 歯科衛生士という職業をご存じの方はどれ位いらっしゃるでしょうか? 歯科衛生士の就業人数は平成22年に十万人を超え、医療職の中では看護師・医師・薬剤師に次ぐ人数となっています。意外(?!)に人数の多い職種なのです。   歯科衛生士とは 歯科衛生士の資格は1948年(昭和23年)制定の歯科衛生士法に基づく厚生労働大臣免許の国家資格です。… もっと読む

健康のススメ

食べたものはお腹の中で消化・吸収されて、便となって排泄されます。 口 ~ 食道 ~ 胃 口から入った食べ物は食道を通り、胃に運ばれます。 胃の中に食べ物が運ばれると、胃壁は蠕動(ぜんどう)運動を開始して胃液を分泌し、食物を分解・殺菌します。 粥状になった食物は小腸へと向かいます。 小腸 ~ 大腸 ~ 肛門 小腸に入った食物は消化・吸収されていきます。 このとき肝臓でつくられて胆嚢(たんのう)に蓄えられていた胆汁と、膵臓から膵液が分泌され消化を助けます。 栄養を吸収された食物のかすは大腸へ運ばれます。 大腸を通りなが… もっと読む

まんまる広場開催報告

2017年11月5日(日)松本市役所 大手事務所2階の市民活動サポートセンターにて、開催いたしました。 テーマは「アンチエイジング・お口の体操・腰痛体操・ツボ押し体験」と目白押しでした。   講座内容 ①血管もピチピチに!アンチエイジング  田中 美樹保健師 「アンチエイジング」と聞くと、一番にクリームなどの基礎化粧品が思い浮かびますね。でも、体の内側から若返るアプローチもあります。それは、血管のアンチエイジングです。 その方法は、高血圧に注意し血管の動脈硬化を予防すること。体内の循環がよくなると、酸素や… もっと読む

ニュース

  いい歯の日は「8020運動」推進の一環、また歯科保健啓発の強化を目的としています。   8020(ハチマルニイマル)運動 「80歳になっても20本以上自分の歯を保とう」という運動です。 20本以上の歯があれば、ほとんどの食べ物を噛み砕くことができ、味を楽しみながら食べることができることから、「生涯、自分の歯で食べる楽しみを味わえるように」との願いが込められています。 日々の歯磨き ~ていねいなブラッシングが重要~ ① 歯に毛先をきちんとあてて磨く ② 小刻みに動かして磨く ③ 軽い力で磨く … もっと読む

まんまる広場開催報告

2017年10月7日(土)松本市役所 大手事務所2階の市民活動サポートセンターにて、開催いたしました。 テーマは「お口とお耳の話」です。   講座内容 ①お口の体操で元気に長生き  宮林 明衣歯科衛生士 参加者の皆さんには、お口の体操や咀嚼力測定ガムを使った体験をしていただきました。体操を行うことで、唾液がよく出て舌がなめらかに動くようになり、飲み込みやすくなる効果があるそうです。さらには、よく噛むことは長生きとも関係があると知り、驚きました。お口をグー・チョキ・パーというように動かす顔面体操、舌を上下や… もっと読む

ニュース

乳幼児突然死症候群(SIDS)は、何の予兆や既往歴もないまま乳幼児が眠っている間に死に至る原因のわからない病気で、窒息などの事故とは異なります。 乳幼児突然死症候群(SIDS)発症リスクを低くするための育児習慣等 厚生労働省ホームページより    ◆うつぶせ寝は避ける うつぶせ寝が、あおむけ寝に比べてSIDSの発症率が高いという研究結果がでています。医学上の理由で必要なとき以外は、赤ちゃんの顔が見えるあおむけに寝かせるようにしましょう。 また、赤ちゃんをなるべく一人にしないことや、寝かせ方に対する配慮をすることは、… もっと読む

健康のススメ

  睡眠には、心身の疲労を回復する働きがあります。 睡眠時間の不足や、ぐっすり眠れないなど睡眠の質が悪化すると、からだやこころが休息・回復できず、生活習慣病のリスクが高まるなど健康への影響や、集中力が低下するなどして生活への支障が生じてきます。 快適な睡眠を得るために 就寝前はからだもこころもリラックスした状態が、眠りへの準備に大切です。 就寝前の過ごし方 例 ・お風呂に入る シャワーで済ませてしまいがちですが、湯船でゆっくりぬるめのお湯につかりましょう。 ・ストレッチをする 日中の活動で使った筋肉をゆる… もっと読む

ニュース

薬と健康の週間は、医薬品を正しく使用することの大切さ、そのために薬剤師が果たす役割の大切さを知ってもらう週間です。 薬剤師さんのお仕事 薬剤師は、医薬品全般について幅広い知識を持つ「薬」の専門家です。 薬が製薬企業で作られ、医療機関や薬局等を経由して私たちの手に届くまでのすべての過程で、薬学を基礎とした専門的な立場から関与しています。 薬局では? ・処方せんに基づく調剤、服薬指導 ・薬についての相談 ・一般用医薬品など薬を販売 など 薬剤師の任務は、薬剤師法という法律で「薬剤師は、調剤、医薬品の供給その他薬事衛生を… もっと読む

ニュース

毎年10月15日から21日までの一週間は、長野県がん対策推進条例に定める「がんと向き合う週間」です。 県民ががんに関する意識を高め、その理解と関心を深めることにより、がん対策の一層の推進を図るため、がんと向き合う週間が設けられました。 ▪テーマ▪ がん検診、受けっぱなしになっていませんか?~精密検査で早期発見・早期治療~ がんは早期発見ができると、適切な治療を受けることで完治が期待できます。 症状の有無にとらわれずに、定期的に健康診断やがん検診を受けるようにしましょう。 参考リンク ○ 長野県「がん検診の受診方法… もっと読む

健康のススメ

どうしてするの 運動中は筋肉のポンプのような働きで血液が流れやすくなります。 急に運動をやめてしまうとこの働きがなくなるため血液循環に支障をきたし、めまいや吐き気を起こす可能性や、乳酸など疲労の原因物質が溜まってしまい疲労が解消されにくくなります。 そのために運動の後には体調を整える整理運動が大切です。 ・血流の良い状態を維持 ・疲労の回復を早める ・筋肉の緊張を緩める 整理運動 例) ゆっくり行いましょう! ・ふくらはぎや脚を伸ばす ・背中や腰を伸ばす ・腕や肩を伸ばす ・首を左右前後に伸ばす ・軽いウォーキング… もっと読む