健康のススメ
19/4/13

予防接種について

予防接種は、ワクチンを接種することで、病気に対する抵抗力をつけて発病を予防したり、症状を軽減する方法です。
また多くの人が抵抗力をつけることで感染を広げない、集団予防につながります。

「定期予防接種」「任意予防接種」

○定期予防接種
定期予防接種は予防接種法に基づく予防接種で、対象者は接種するよう努めなければならないとされているものです。
決められた期間内であれば、公費補助で接種を受けることができます。(※詳しくはお住いの市町村にお問い合わせください。)
対象となる感染症は、感染すると重症化する、人から人への感染力が強い感染症です。
・百日せき
・ジフテリア
・破傷風
・ポリオ
・麻しん・風しん(MR)
・日本脳炎
・BCG(結核)
・ヒブ感染症
・小児用肺炎球菌
・ヒトパピローマウイルス感染症(子宮頸がん)
・水痘(水ぼうそう)
・B型肝炎

○任意予防接種
任意予防接種は、本人または保護者の希望により接種を受けるものです。
受けるときには、かかりつけ医と相談し、その効果や副反応などを理解したうえで、接種を受けるか判断をしましょう。
・おたふくかぜ(流行性耳下腺炎)
・ロタウイルス
・インフルエンザ
・A型肝炎 など

予防接種スケジュール

○ 国立感染症研究所ホームページ
「定期/任意予防接種スケジュール 2019年4月1日~」
https://www.niid.go.jp/niid/ja/component/content/article/320-infectious-diseases/vaccine/2525-v-schedule.html

感染症の主な感染経路

・飛沫感染
感染者のくしゃみや咳、つばなどの飛沫と一緒にウイルスが放出し、別の人がそのウイルスを吸い込むことで感染
・空気感染
ウイルスが空気中を浮遊し、それを吸い込むことで感染
・接触感染
感染者がくしゃみや咳を手で押さえ、その手で周りの物に触れてウイルスが付き、別の人がその物に触ってウイルスが付着してその手で口や鼻を触って感染