医良人コラム
25/8/22

第126回 「喉の筋肉」鍛える体操 

前回、紹介した基本の嚥下(えんげ)体操に追加するオプションの体操を紹介します。

飲み込みに重要な「喉の筋肉」を鍛えるトレーニングです。

おでこ体操 

 おでこと手のひらで押し合います。

 顎を引くと、喉に力が加わりやすくなります。

頭部挙上訓練
 寝た姿勢で行います。

 頭だけ持ち上げておへそを見て数秒間保持します。

 両肩を床から離さないのがポイントです。

 もしも気管内に誤嚥した際に、異物をしっかり出すための「咳」をする力を鍛えます。

ブローイング訓練 

 ペットボトル内の水にストローで、できるだけ長く息を吐きます。

吹き戻し(巻き笛) 

 ブローイング訓練と同じような効果が得られます。

 息を鼻から吸って、口をすぼめてゆっくり長く吐く「口すぼめ深呼吸」や、

 おなかに力を入れて、実際に大きな咳を繰り返す方法も効果的。

  もちろん大きな声で歌うことも良いトレーニングです。

唾液腺マッサージ

 食事の前に優しくマッサージをして、唾液分泌を促します。

■耳下腺

 耳の前や下を、後ろから前へ円を描くようにマッサージします。

■顎下腺

 下顎の骨の内側を親指で押さえます。

 後ろから前に少しずつ押さえる位置をずらします。

■舌下腺

 下顎の真ん中を親指で押さえます。

嚥下体操で「健口(けんこう)づくり」に取り組みましょう!

(2025年6月3日(火)付MGプレス「健康の見つけ方」から)