前回、紹介した基本の嚥下(えんげ)体操に追加するオプションの体操を紹介します。
飲み込みに重要な「喉の筋肉」を鍛えるトレーニングです。
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① おでこ体操
おでこと手のひらで押し合います。
顎を引くと、喉に力が加わりやすくなります。
② 頭部挙上訓練
寝た姿勢で行います。
頭だけ持ち上げておへそを見て数秒間保持します。
両肩を床から離さないのがポイントです。
もしも気管内に誤嚥した際に、異物をしっかり出すための「咳」をする力を鍛えます。
③ ブローイング訓練
ペットボトル内の水にストローで、できるだけ長く息を吐きます。
④吹き戻し(巻き笛)
ブローイング訓練と同じような効果が得られます。
息を鼻から吸って、口をすぼめてゆっくり長く吐く「口すぼめ深呼吸」や、
おなかに力を入れて、実際に大きな咳を繰り返す方法も効果的。
もちろん大きな声で歌うことも良いトレーニングです。
⑤唾液腺マッサージ
食事の前に優しくマッサージをして、唾液分泌を促します。
■耳下腺
耳の前や下を、後ろから前へ円を描くようにマッサージします。
■顎下腺
下顎の骨の内側を親指で押さえます。
後ろから前に少しずつ押さえる位置をずらします。
■舌下腺
下顎の真ん中を親指で押さえます。

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嚥下体操で「健口(けんこう)づくり」に取り組みましょう!
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(2025年6月3日(火)付MGプレス「健康の見つけ方」から)
