2017年12月2日(土)シルバーカフェ沢村店にて、開催いたしました。
テーマは「冷え症対策」でした。
講座内容
①ツボ押しで冷え性対策 百瀬 弘樹鍼灸師
東洋医学では「冷え性」を「冷え症」ととらえ、未病として治療の対象になることを知りました。そして、冷えの原因は大まかに熱をつくる機能の低下・熱を運ぶ機能のトラブル・熱を逃がす機能の問題の3つがあるそうです。冷え性のタイプ(下半身型・四肢末端型・内臓型・全身型・局所型)ごとにどのような対策が有効か、具体的に説明していただきました。最後に、冷え性改善によいとされるツボ押しを体験しました。
②食物の力で心も体もポカポカに 吉江 千佳管理栄養士
身体のエネルギー(熱)の6割は基礎代謝によって作られているそうです。そして基礎代謝エネルギー(熱)発生量が多い体の部位は脳・肝臓・骨格筋で、実は筋肉量の低下も冷え性の一因になっているとのこと。講師の吉江先生からは、代謝を改善するための3つのアドバイス「3ポカ」を教えてくださいました。
一、 毎食1品はタンパク質を摂ろう
二、 1食あたりのタンパク質の目安は片手にのるくらいの量
三、 色んな種類のタンパク質を摂りましょう!
③冷え取りは”心”のほぐしから 笠松 恒正療法士
アロマテラピーと聞くと一番に頭に浮かぶのはリラックス効果だと思います。しかし、香りを嗅ぐことで、副交感神経が刺激され、血管が広がり身体を温める効果も期待できるそうです。会場はラベンダーのいい香りに包まれていました。
ワークショップでは「グラデッシオ(発泡入浴剤)」を作りました。材料は食品にも使われる塩や重曹などで、赤青黄3色に色付けされたものを小さいカップへ層になるように詰めていきます。この作業、集中し、色合いを考えることで、自然にストレスケアにもなっているとのこと。さらに入浴で、炭酸ガス効果により身体も温まり、一石二鳥ですね。
おわりに
講座後のアンケートでは「実生活に役立つ内容を学べてよかった」とのうれしいお声をいただきました。たくさんの方々に健康を広めるため、今後も精進してまいります。
ウェブサイト「まんまる◎広場」もどうぞよろしくお願いいたします。