2017年10月7日(土)松本市役所 大手事務所2階の市民活動サポートセンターにて、開催いたしました。
テーマは「お口とお耳の話」です。
講座内容
①お口の体操で元気に長生き 宮林 明衣歯科衛生士
参加者の皆さんには、お口の体操や咀嚼力測定ガムを使った体験をしていただきました。体操を行うことで、唾液がよく出て舌がなめらかに動くようになり、飲み込みやすくなる効果があるそうです。さらには、よく噛むことは長生きとも関係があると知り、驚きました。お口をグー・チョキ・パーというように動かす顔面体操、舌を上下や左右に動かす舌体操、唾液腺マッサージを参加者の皆さんと行いました。
②耳鼻科検診の話:難聴、アレルギー鼻炎 小口 智啓医師
難聴と一言でいっても、伝音難聴(音がうまく伝わらない)と感音難聴(音がうまく感じ取れない)というように種類があるそうです。そしてそれそれの原因は何か、どんな治療法があるのかなど、詳しく教えていただきました。
参加者の女性からは、「とても参考になりました。加齢による難聴になりかけていると感じます。お話を参考に気をつけたいと思いました。」という感想もいただきました。
アレルギー鼻炎のお話では、アレルギーの基本のほか、身体をアレルゲンに慣らし、アレルギー症状を治す可能性のある治療として「舌下免疫療法」を説明していただきました。一度アレルギーになってしまうと、一生治らないのかと思っていましたが、希望がもてますね。
おわりに
今回は、対象を絞らずにどの年代の方でも参加できる内容でした。
また、同じ会場でパネル展示も行いました。信州メディビトネットのブースにもたくさんのお客さんが来てくださり、足を止めて説明を聞いてくださいました。私共の活動を皆さまに広く知っていただき、健康情報を活用してほしいと願っております。
11月5日にも、ご家族で参加いただける講座を予定しております。ぜひご参加下さい。