肥満と病気 肥満は生活習慣病など、さまざまな病気を引き起こす原因になります。 ・糖尿病 ・高血圧 ・脂質異常症 ・心筋梗塞 ・脂肪肝 ・変形性膝関節症 ・睡眠時無呼吸症候群 肥満度を表す指標:BMI値 BMI(Body Mass Indexi)は体格指数で、肥満度を知るひとつの目安となります。 ▶BMI値 = 体重(kg)÷(身長(m)×身長(m)) 例)身長1m60cmで、体重が60kgの方の場合 60÷(1.6×1.6) = 23.44 →BMI値は 23.44 になります。 BMI25以上を… もっと読む
便の色
正常な便の色調は黄土色で、これは胆汁の色と考えられています。 胆汁は肝臓でつくられる消化液で、胆嚢(たんのう)に蓄えられており、食物が消化・吸収される際に分泌されます。 便の色には腸内環境などにより個人差があり、食べたものによっても変化します。 便は食べたものでつくられ、消化管の健康状態を知ることができます。 いつもと違う、おかしいなと感じたら、医療機関を受診しましょう。 👉便の状態で健康チェック へ 👈うんちができるまで へ 健康は「快便」から 一覧へ
うんちができるまで
食べたものはお腹の中で消化・吸収されて、便となって排泄されます。 口 ~ 食道 ~ 胃 口から入った食べ物は食道を通り、胃に運ばれます。 胃の中に食べ物が運ばれると、胃壁は蠕動(ぜんどう)運動を開始して胃液を分泌し、食物を分解・殺菌します。 粥状になった食物は小腸へと向かいます。 小腸 ~ 大腸 ~ 肛門 小腸に入った食物は消化・吸収されていきます。 このとき肝臓でつくられて胆嚢(たんのう)に蓄えられていた胆汁と、膵臓から膵液が分泌され消化を助けます。 栄養を吸収された食物のかすは大腸へ運ばれます。 大腸を通りなが… もっと読む
睡眠前の過ごし方
睡眠には、心身の疲労を回復する働きがあります。 睡眠時間の不足や、ぐっすり眠れないなど睡眠の質が悪化すると、からだやこころが休息・回復できず、生活習慣病のリスクが高まるなど健康への影響や、集中力が低下するなどして生活への支障が生じてきます。 快適な睡眠を得るために 就寝前はからだもこころもリラックスした状態が、眠りへの準備に大切です。 就寝前の過ごし方 例 ・お風呂に入る シャワーで済ませてしまいがちですが、湯船でゆっくりぬるめのお湯につかりましょう。 ・ストレッチをする 日中の活動で使った筋肉をゆる… もっと読む
運動の後に・・ 整理運動
どうしてするの 運動中は筋肉のポンプのような働きで血液が流れやすくなります。 急に運動をやめてしまうとこの働きがなくなるため血液循環に支障をきたし、めまいや吐き気を起こす可能性や、乳酸など疲労の原因物質が溜まってしまい疲労が解消されにくくなります。 そのために運動の後には体調を整える整理運動が大切です。 ・血流の良い状態を維持 ・疲労の回復を早める ・筋肉の緊張を緩める 整理運動 例) ゆっくり行いましょう! ・ふくらはぎや脚を伸ばす ・背中や腰を伸ばす ・腕や肩を伸ばす ・首を左右前後に伸ばす ・軽いウォーキング… もっと読む
運動の前に・・ 準備運動
どうしてするの 体がかたくなったまま、温まっていない状態でいきなり激しい動きをすると体に負担がかかり、肉離れなどのケガや、血圧の上昇により心筋梗塞などを起こす可能性があります。 そのために運動の前には体を温める、ほぐす準備運動が大切です。 ・体への負担やケガの予防 ・筋肉の柔軟性をよくし、関節の動く範囲を高める 準備運動 例) ゆっくり行いましょう! ・膝を曲げる、伸ばす(膝の屈伸) ・脚やアキレス腱を伸ばす(伸脚) ・体を前後に倒しながら伸ばす(上体の前後屈) ・腕を伸ばしながら体を左右に伸ばす ・体をまわす(上… もっと読む
睡眠のメカニズム
睡眠 夜、体温が下がり始めると眠気が生じ、眠りに入ります。 眠りは、深い眠りの「ノンレム睡眠」と、浅い眠りの「レム睡眠」から成り立っています。 眠りにつくと、まずノンレム睡眠があらわれ、次にレム睡眠へと移行します。この2種類の睡眠が約90分周期で、一晩に数回繰り返されます。 ノンレム睡眠 脳がゆっくり休んでいて、なかなか目覚めない深い眠りです。 からだの成長や組織の修復、免疫力の維持などに関係しています。 夢はほとんどみません。 レム睡眠 からだは休んでいるけれど脳は働いているという、目覚めやすい浅い… もっと読む
野菜を1日 350g 食べよう
野菜の1日あたりの摂取目標量は「350g」以上です。(厚生労働省 健康日本21より) 小皿1皿分の野菜量を70gとして、 1食1皿以上、1日5皿分を食べることを目指しましょう。 70g おおよその目安 調理や食べ方の工夫例 野菜には、ビタミン、ミネラル、食物繊維などの栄養素が含まれ、体の調子を整えています。 参考 ○ 医良人コラム 第11回 健康ってなんだろう? 信州メディビトネット健康七箇条 第一条『しっかり食べる③』
減らそう塩分
塩の体での主なはたらき 塩は体の中で重要なはたらきをしています。 ・体液の塩分濃度を調整 ・消化液の成分、消化吸収を助ける ・筋肉を収縮させる働きを助ける ・脳に刺激を伝達する でも、塩分を摂り過ぎると 塩分をとり過ぎると体内に水分が蓄積し、血流量を増加させ、血圧が上昇します。 この血圧が高い状態が続くと、高血圧症、心筋梗塞、脳卒中などを引き起こしやすくなります。 一日の摂取目標値 男性:8.0g/日未満 女性:7.0g/日未満 (厚生労働省 2015年版より) 減塩のコツ ・調味料は味をみてから使いましょう… もっと読む
骨盤底筋群を鍛えよう!
骨盤底筋群とは? 骨盤の底にある筋肉のあつまりです。 尿道括約筋、肛門挙筋などのいくつかの筋肉が合わさって、 ハンモックのように腸や膀胱などの内臓を支えて、 尿道や肛門などの排泄口を開閉する働きをしています。 衰えるとどうなる? 加齢や女性の場合には出産によって、緩んだり、縮んで硬くなったり骨盤底筋群の筋肉の働きが低下してくると、過活動膀胱や尿漏れが起こります。 骨盤底筋体操をやってみよう! 過活動膀胱や軽い尿漏れは骨盤底筋群を鍛えることで防ぐことができます。 骨盤底筋体操とは、尿道・肛門・腟を締める緩めるを繰り返… もっと読む