肥満と病気
肥満は生活習慣病など、さまざまな病気を引き起こす原因になります。
・糖尿病
・高血圧
・脂質異常症
・心筋梗塞
・脂肪肝
・変形性膝関節症
・睡眠時無呼吸症候群
肥満度を表す指標:BMI値
BMI(Body Mass Indexi)は体格指数で、肥満度を知るひとつの目安となります。
□▶BMI値 = 体重(kg)÷(身長(m)×身長(m))
□□□例)身長1m60cmで、体重が60kgの方の場合 60÷(1.6×1.6) = 23.44
□□□□□→BMI値は 23.44 になります。
BMI25以上を肥満として、肥満度は4つの段階にわけられます。
ただし、身長と体重から単純に計算した値ですので、これだけでは筋肉質なのか、体脂肪率が高い状態なのか等を区別することはできません。
□○肥満度の判定基準
BMI値 |
肥満度 |
18.5未満 |
低体重 |
18.5以上25未満 |
普通体重 |
25以上30未満 |
肥満(1度) 生活習慣病のリスクが倍以上になります。 |
30以上35未満 |
肥満(2度) 積極的な減量治療を要するものとされています。 |
35以上40未満 |
肥満(3度) |
40以上 |
肥満(4度) |
適正体重
□▶適正体重 = 身長(m)×身長(m)×22(BMI22を標準とする)
□□□例)身長1m60cmの方の場合 1.6×1.6×22 = 56.32
□□□→□→適正体重は 56.32kg になります。
自分の適正体重を知りましょう。
そして、それを維持していくことは、健康づくりにたいせつです。