健康のススメ
25/4/16

アレルギーのはなし

アレルギーとは

自分の体の成分と違うもの(例:ウイルス、細菌、花粉など)が体の中に入ってくると、体は異物として認識して排除しようとします。

この仕組みが「免疫」です。

この異物に対して反応する際に、過剰に反応して自分の体を傷つけてしまうのが「アレルギー反応」です。

アレルギー反応を起こす原因となる物質を「アレルゲン」と呼びます。

(参考)アレルゲンになり得るもの
食物、ダニ、カビ、蜂の毒、虫、花粉、薬品、ハウスダスト、動物の毛 など

さまざまな症状

・皮膚がかゆい、赤くなる、ぶつぶつする

・鼻水、くしゃみ

・目のかゆみ、充血、まぶたが腫れる

・息がしにくい、ゼーゼーする、咳がでる

・吐き気、嘔吐

・意識もうろう、ぐったりする
など

アレルギーの検査

アレルギー疾患は、アレルゲンを見つけ出して、対策をすることが重要です。

アレルギー検査では、アレルギー体質かどうか、アレルギー反応を引き起こす抗体を持っているか、アレルゲンはなにか、などがわかります。

・アレルギー抗体検査
血液からアレルギー反応が出ているかどうかをみる検査です。

・皮膚テスト
原因と思われる成分を皮膚につけて反応をみる検査です。

アレルギーの病気

アトピー性皮膚炎

アレルギー性鼻炎(通年性アレルギー性鼻炎)
□□□□□□□□□(季節性アレルギー性鼻炎:花粉症)

アレルギー性結膜炎

気管支喘息

食物アレルギー

蕁麻疹

・薬物アレルギー

対策・対処

・アレルギーを起こすアレルゲン(原因となる物質)には食物やダニ、花粉などさまざまで、アレルゲンの種類により対策や対処が異なりますが、アレルゲンに触れる機会を減らす、取り除くことが大切です。

例えばダニがアレルゲンとなる場合、こまめに掃除をしたり、換気をよくするなどダニを減らします。

ダニの棲み処になりやすい絨毯やぬいぐるみは避けましょう。

・症状の緩和には薬も有効ですので、まずは医療機関を受診しましょう。


おかしいなと感じたら、すぐに医療機関を受診しましょう。

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