医良人コラム
21/9/6

第43回 普段買わない食材もカゴに

今日はバランスの良い食事をするための合言葉「まごわやさしい」「さあにぎやか(に)いただく」を意識しながら一緒に買い物をしましょう。

最近、食事の始めに野菜を食べると健康に良いといわれます。

スーパーの野菜コーナーに近い入り口から入って、最初に野菜を選ぶと、野菜メニューが増えそうですね。

まず、旬のゴーヤやミョウガ、次にブロッコリースプラウトを買い物かごに入れてみました。

どうしても食べ慣れた食材を選びがちです。

多様性を大切に、普段は買わないけれど、健康に良さそうな食材を手に取ってみましょう。□コツ

コツは、スーパーのいつもと違うレーンや棚に目を向けてみることです。

最近食べていなかったゴボウと、信州人には欠かせないキノコ類の中から今日はキクラゲを選んでみました。

切り干し大根や干ししいたけなどの乾物は一手間掛かりますが、ビタミンDも豊富ですし、何より和食らしい味わい深さがあります。

果物棚にも必ず寄ってください。

値段は少し高めですが、心も健康にしてくれます。

 

主菜は魚にしました。

小魚類は塩分の少ないものを選びます。

隣にあったモズクも買いました。

ヒジキにも目が留まりましたが、今日は乾物の海藻サラダのもとと糸寒天にしました。

サラダに混ぜる豆の水煮とミックスナッツも買いました。

煮豆は、もう一品昆布豆を作って常備菜にします。

ごま豆腐も一品になりますね。

漬物は最近家族が血圧を気にしているので、新しょうがの酢漬けを自作してみます。

納豆や豆乳、ヨーグルトなどの定番も忘れずに買います。

地中海食も健康に良いといわれます。

オリーブオイルやハーブ、スパイスも試して料理を楽しみましょう。

雑穀ご飯のもと、すりごま、緑茶を切らしていたので補充します。


さあ、にぎやかな食材をエコバッグに詰めて家に帰りましょう。


(2020年8月4日(火)付MGプレス「健康の見つけ方」から)

 

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