医良人コラム
21/5/7

第39回 偏りない食事が健康のカギ

「あなたの体はあなたの食べたものでできている」
「食という字は『人を良くする』と書く」


食事と健康に関する名言はたくさんあります。

人生100年×365日×1日3食=10万回以上にも及ぶ食事は、健康づくりの最大の要因であることは間違いありません。

しかし、食事と健康に関する情報は入り乱れていて、一体全体、何がよいのか分からない人が多いと思います。
第39(サンキュー)回目の感謝を込めて、食事をはじめ、健康情報や行動を取捨選択する際のとっておきの極意をお教えします。

「バランス」と「バラエティー」を意識することです。

この2つが外れていると、適切でない可能性が高いと考えてよいでしょう。
「バランス」は食事に限らず何事にも大事です。

ゼロか百を選ぶような極論や、極端な偏りを促す情報ではないかを確認します。

過剰や過少もいけません。

食事では、暴飲暴食や早食い、美食過ぎも粗食過ぎも、食事回数の多過ぎも少な過ぎもよくありません。
次に「バラエティー」です。

現代社会は多様性が大切だという言葉を耳にしますが、健康づくりもその通りです。

当たり前のことですが、そもそも人間は1つの栄養素でできているわけではありませんし、1つだけの臓器で生きているわけでもありません。
1つだけで万全とうたう健康法はもちろん、○○がよいやスーパーフードなどという言葉に惑わされてはいけません。

1点買いの単品ダイエットと同様です。

 

さらに、上級者向けの情報に取り組む前に、基本的なことが実践できているかを確認してください。

学校の勉強に例えると、基礎のないまま中学校で漢文や素因数分解に取り組んでも消化不良になります。

小学校で学ぶ漢字や、足し算引き算などが、きちんと身に付いていないと、本当には理解できないのと同様です。


(2020年5月12日(火)付MGプレスから)

 

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