骨年齢

 

骨年齢とは

骨年齢とは、骨密度計で骨密度を計測し、「骨密度の数値が同じ性別の何歳の年齢に相当するか」を示すものです。

※ 子供の骨の発達具合も「骨年齢」と呼びますので区別が必要です

 

骨密度とは

骨密度 = 骨量 ÷ 面積(単位g/cm2)で計算されます。

「骨の強度」を反映していて、20歳頃に最大となり、年齢とともに低下して、成人後に再び上昇することはありません。

※健康年齢ピックでは超音波を利用して骨密度測定を計測していますが、X線による測定方法(DXA法)がもっとも正確といわれています。健康年齢ピックでの検査結果が実年齢よりも高値となった方は、近隣の医療機関にご相談ください

 

骨粗しょう症とは

骨密度が低下して、骨の強度が低下した状態を「骨粗しょう症」と呼びます。
進行すると背中が曲がって腰痛を起こしたり、「骨折」を起こし、要介護の原因となります。

写真提供:浜松医科大学名誉教授 井上哲郎先生 骨粗鬆症財団ホームページより引用

 

若年成人比較 YAM(Young Adult Mean)とは

YAMとは、若年者(20~44歳)の平均骨密度を100%として比較したものです。
年齢とともに骨密度は低下するため、若い人に比べてどの程度の骨密度なのかが大切です。

 

骨粗しょう症対策

〇運動:骨に刺激がかかる運動が勧められます。

 水泳<ウォーキング<バレーボールなど


〇栄養:カルシウム、ビタミンD(日光に当たることでも産生されます)の摂取が勧められます。

たとえYAMが正常値であっても、誰でも年齢とともに骨密度は低下していきます。
高齢になった時に、後で困らないためにも若い頃からの継続的な取り組みが大切です。

 

数値が良くないと将来心配な病気や状態

脊椎圧迫骨折、大腿骨骨折、腰が曲がる、腰痛、要介護、寝たきり

 


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