「やさいいいさや~」。
松本地域の方言で、野菜の素晴らしさを表現する回文を作ってみました。
タンパク質・炭水化物・脂質に続く5大栄養素「ビタミン」と「ミネラル」を取るのに最適な食材こそが野菜です。
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私たち「動物」の体内では作ることができない栄養素を、「植物」の野菜から補う必要があります。
野菜の健康メリットは、食物繊維が豊富、悪玉コレステロールや血圧を下げる、脳卒中やがんを予防するなど数えきれません。
「1日350g以上の野菜を食べよう」この目標をご存じの方は多いと思います。
今回は「120」と「70」という二つの数字も覚えましょう。
350gと聞いて、多いなと感じる方もいらっしゃると思います。
私たちは1日に3回食事をします。
1食あたり約120gずつに分けて考えると、それほど多くありません。
120gの野菜の写真を撮ってみましたので、目安にしてください。
70は、日本人の平均1日野菜摂取量280gとの差です。
逆に言うと、あと70g野菜をプラスすると、1日350gの目標を達成できるということです。
野菜70gをとるには、小鉢を一皿つける、付け合わせを1品増やす、汁物にもう一種類追加するなど、1食分だけでよいので野菜を増やす工夫をすると、目標に到達できます。
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先日ある企業様から『信州健康かるた配布プロジェクト』へ協賛をいただきました。国や県が進めるSDGs(持続可能な開発目標)に参加したものの、何をしたらよいか分からなかったが、地域の子供たちの健康づくりに協力したい、というお申し出でした。同じような悩みをお持ちの企業様は事務局(75-6815・月水金10~15時)までご連絡ください。
(2022年5月19日(火)付MGプレス「健康の見つけ方」から)
※2023.04.01現在、『信州健康かるた配布プロジェクト』は終了しております。