患者さんから「先生のコラムにはよく生活習慣病が出てくるけど、どう悪さするんだい?」と質問をいただきました。
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そこで、「生活習慣」から「死亡、要介護」へ至る流れを可視化してみました。
図の上から下に病気は進行していきます。
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厚生労働省は生活習慣病を「食習慣、運動習慣、休養、喫煙、飲酒等の生活習慣が、発症・進行に関与する疾患群」と定義しています。
具体的に歯、オレンジ色で囲んだ欄の高血圧、糖尿病、脂質異常症などが代表です。
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ポイントは生活習慣病の段階では、まだ痛くもかゆくもないことです。
数年から数十年かけて少しずつ進行します。
症状が出てからは後戻りすることが難しく、そこからは症状とともに過ごす生活が続きます。
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未来を予測して「黄色で止める」ことが大事に至らない最善の予防になります。
(2021年2月23日(火)付MGプレス「健康の見つけ方」から)
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