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22/12/1

12月1日は「世界エイズデー」です。

出典:厚生労働省ホームページ http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/eizu/

世界エイズデー(World AIDS Day:12月1日)は、世界レベルでのエイズのまん延防止と患者・感染者に対する差別・偏見の解消を目的に、WHO(世界保健機関)が1988年に制定したもので、毎年12月1日を中心に、世界各国でエイズに関する啓発活動が行われています。

令和4年度世界エイズデー キャンペーンテーマ

「このまちで暮らしている。私もあなたも。12月1日は世界エイズデー」

HIV陽性者の方も陽性でない方もともにこの社会で暮らしていることを伝えるテーマとしました。新型コロナウイルス感染症の影響により、孤立・孤独が他人事ではなくなってきたいま、ひとりでも多くの人がHIV/エイズのことを自分事として捉え、HIV/エイズに関する検査や治療、支援などの知識を身につける契機とし、正しい知識の普及を通じて、HIV検査の受検促進や差別・偏見の解消につなげていきたいと考えています。

エイズはどんな病気

エイズ(後天性免疫不全症候群)は、HIV(ヒト免疫不全ウイルス)に感染することによって、体の免疫力が低下するために発症する病気です。

ウイルスに感染後にすぐエイズを発症するわけではなく、徐々に免疫力が低下して、数年~10年程経過をしたのちに、健康な状態では発症しない様々な病気が起こりやすくなります。

その病気がエイズ指標疾患(23疾患)とされる病気にあてはまると、エイズと診断されます。

HIV検査

HIV検査は、エイズ(後天性免疫不全症候群)の原因ウイルスであるHIVに感染しているかどうかを調べる検査で、血液の中にHIVに対する抗体を調べます。

レッドリボン


レッドリボンは、エイズへの理解と支援の象徴として使われています。
あなたがエイズに関して偏見をもっていない、エイズとともに生きる人々を差別しないというメッセージです。

 

参考ページ

みんなの健康百科-病気の基礎知識-エイズ・HIV