健康のススメ
19/3/20

「健康年齢ピック」レポート~血管年齢の高い方続出!

2月2日(土)に松本市のあがたの森文化会館にて開催いたしました『健康まんまる◎広場』

では、健康標語づくりのワークショップに参加する方を対象に『健康年齢ピック』も実施いたしました。

 

『健康年齢ピック』は血管年齢(血管の硬さ)、肺年齢(肺活量)、骨年齢(骨密度)、筋年齢(握力)、体内年齢(体組成計)を測定します。

健康年齢と実年齢を比較することで自分のどこが弱いかを知り、自分の体に目を向けて健康への意識を高めてもらうために、私達信州メディビトネットが定期的に開催している測定体験イベントです。

いつもたくさんの方が興味を持ってご参加くださり、ありがたく対応させていただいております。

 

測定のなかでも、動脈硬化のリスクを教えてくれる血管年齢は骨密度とともに注目度の高い測定です。

今回は、参加された一部の方の血管年齢の測定結果を紹介させていただきます。

被験者は横になり、上腕と足首の血圧を測定しながら血管の硬さを算出します。

女性9名、男性3名のうち、実年齢より血管年齢が高かった方は以下のような結果でした。

>実年齢      ⇒血管年齢

76歳(女性)  ⇒79 歳

59歳(女性)  ⇒79歳

67歳(女性)  ⇒85歳

77歳(女性)  ⇒90歳

71歳 (女性) ⇒78歳

70歳(女性)  ⇒74歳

56歳(女性) ⇒62歳

58歳(男性)  ⇒ 67歳

66歳(男性)  ⇒ 69歳

 

血管が硬くなっていて、このままでは動脈硬化性疾患を発症するリスクが高い方が9名。

中には、実年齢より血管年齢が20歳上回る50歳代の方もいらっしゃいました。

血管年齢と実年齢がほぼ同じという方は3名。

45歳(女性)、55歳(女性)、64歳(男性)の方でした。

血管年齢が実年齢より若い方は一人もいらっしゃいませんでした。

動脈硬化は、高血圧糖尿病高脂血症、喫煙、肥満、運動不足などの生活習慣病があると、より早く進行します。

 

寒い時期のため、厚めの下着をつけられている方が多かったので、通常とは異なる結果が出た可能性もあります。

 

結果のご説明と、かかりつけ医の先生方のご助言をお聞きしてもらうようにアドバイスをいたしました。

 

今回も『健康年齢ピック』に参加された方が、ご自分の状態を知り、健康への意識を高めるきっかけとなっていることを実感します。

 

継続的な測定を望むお声を多数いただきまして嬉しい限りです。

次回の『健康年齢ピック』は、初夏に開催予定です。

 

開催が決まりましたら、詳細情報はホームページでご案内します

長野県民向け健康情報発信Webサイト『健康まんまる◎広場』―『信州健康イベント広場』

 

 

お楽しみに!