塩の体での主なはたらき
塩は体の中で重要なはたらきをしています。
・体液の塩分濃度を調整
・消化液の成分、消化吸収を助ける
・筋肉を収縮させる働きを助ける
・脳に刺激を伝達する
でも、塩分を摂り過ぎると
塩分をとり過ぎると体内に水分が蓄積し、血流量を増加させ、血圧が上昇します。
この血圧が高い状態が続くと、高血圧症、心筋梗塞、脳卒中などを引き起こしやすくなります。
一日の摂取目標値
□男性:8.0g/日未満
□女性:7.0g/日未満 (厚生労働省 2015年版より)
減塩のコツ
・調味料は味をみてから使いましょう
・めん類の汁は全部飲まないようにしましょう
・減塩調味料や減塩食品を上手に利用しましょう
(工夫例)
・しょうゆやソースなどは直接かけずに、小皿にわけてつけて食べる
・うま味のある食品を使う(しいたけ、昆布、かつおだしなど)
・香辛料や薬味を利用する
・酸味を利用する(レモン汁、酢の物など)
・旬のものや新鮮な食材を用いて食材の持ち味をいかす、加工食品はなるべく使わない
・煮物などは食塩を無駄なく利用するために、片栗粉を使ってとろみをつける
1食3gまでを目安に、まずは今より薄味を心がけてみましょう