からだと水分
個人差はありますが、成人の場合、からだの約60%が水分です。
摂取した水分は、血液などの「体液」として体内でさまざまな役割をしています。
・酸素や栄養素を運ぶ
・老廃物を体外に排出する
・汗を出して体温を調整する
水分が不足すると
からだの水分が不足するとからだは脱水となり、のどが渇いてからだの機能が低下しはじめます。
◆脱水症状
■・のどの渇き
■・ぼんやりする
■・疲労感
■・体温の上昇
■・頭痛
■・めまい など
◆脱水
■からだが脱水状態
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■血液の粘性が増して流れが悪くなる
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■酸素や栄養素を運べなくなる
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■体の機能に障害がおこる
水分の摂取
食事や飲み物、汗や尿、一日の水分の出入りは約2500ccです。
水分は一度にたくさん摂取してもうまく吸収することができないため、こまめに少量を摂取するようにしましょう。
◆「のどが渇いた」と感じた時は、すでに体内の水分が不足しはじめています。渇きを感じる前に、意識的に摂取しましょう。
特に年齢を重ねてくると、喉の渇きを感じにくくなってきます。
◆水分が不足しやすい運動時や入浴、就寝、飲酒は、その前後や途中でも水分を摂取しましょう。