動かない生活が続くと
一日家の中で座って過ごすなど動かない生活が続くと、動きにくくなって例えば歩くことや身のまわりのことがしづらくなってきます。さらに疲れやすくなって動かないことでますます動けなくなるということが起こります。
動かない生活を続けているうちに、
・筋肉の量が減る
・関節の動きが悪くなる
・疲れやすくなる
・食欲がなくなる
・血栓ができやすくなる
・体の抵抗力が低下する など
さまざまな身体の機能が低下してしまいます。
動かない生活を防ぐために
◆毎日の生活の中で動く時間を増やしましょう
掃除や洗濯、買い物やごみ出しなど家事は自然と体を動かすことにつながります。
◆室内で簡単な体操をしましょう
廊下や階段を行き来する、足踏みやスクワットをする、立ったり座ったりするだけでも体を動かします。また体を伸ばすという運動が多く取り入れられているラジオ体操は、体のあらゆる関節を使う全身運動です。
◆外に出てみましょう
外の空気に触れることは気分転換になり、日光を浴びると体内でビタミンDをつくられてカルシウムの吸収を助けます。
散歩、ちょっとそこまで、歩く機会を増やしてみましょう。
生活不活発病
生活不活発病とは、「動かない」(生活が不活発な)状態が続くことにより、心身の機能が低下して、「動けなくなる」ことをいいます。
特に、高齢の方や持病のある方は、生活不活発病を起こしやすく気をつける必要があります。
毎日の生活リズムを保つことを心がけましょう