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24/9/1

9月は「健康増進普及月間」です。

健康増進普及月間 統一標語
1に運動 2に食事 しっかり禁煙 良い睡眠 ~健康寿命の延伸~

社会や生活環境の変化等に伴って、生活習慣病が増加しています。

厚生労働省は、生活習慣の改善の重要性についての理解を深め、その健康づくりの実践を促進するため、毎年9月1日~30日までの1か月間を健康増進普及月間とし、食生活改善普及運動と連携して実施しています。

 

本年度の重点テーマは 休養・睡眠 です。

生活習慣病とは

生活習慣病は、生活習慣が関与して発症する疾患です。
喫煙、偏った食事、大量の飲酒、運動不足、不十分な休養、ストレス過多等、好ましくない生活の積み重ねによって引き起こされます。

年齢に応じて適切な睡眠時間を確保

睡眠は、健康増進・維持に不可欠な休養活動です。

睡眠が悪化することで、さまざまな疾患の発症リスクが増加し、寿命短縮リスクが高まるといわれています。

 

 

高齢者:長い床上時間が健康りすくとなるため、床上時間が8時間以上にならないことを目安にする。

成人:適切な睡眠時間には個人差があるが、6時間以上を目安とする。

こども:小学生は9〜12時間、中学・高校生は8~10時間を参考に睡眠時間を確保します。

 

10分運動をプラス

日頃から体を動かすことで、生活習慣病の予防につながります。

こまめに動く工夫をしてみましょう。

 

・近くへの買い物など、ちょっとそこまでは歩いてみる
・エレベータではなく階段を使ってみる
・休憩時などにストレッチをしてみる

たばこの健康への影響

喫煙は生活習慣病の重要な危険因子であり、喫煙者だけでなく、周りの非喫煙者の健康にも影響を及ぼします。

 

 

・がんや脳卒中心筋梗塞、呼吸器疾患などのさまざまな病気の原因、リスクを増大させます。
・妊婦や赤ちゃんにも悪影響を及ぼすことがわかっています。
・国内で喫煙に関連する病気で亡くなった人は年間で12~13万人と推定されています。


この機会に、運動やバランスのとれた食生活、睡眠、禁煙など、
生活習慣を見直してみましょう 。

参考ページ

病気の基礎知識 高血圧症
病気の基礎知識 高脂血症(脂質異常症・中性脂肪・コレステロール)
病気の基礎知識 高尿酸血症・痛風
病気の基礎知識 糖尿病
 病気の基礎知識 たばこ・喫煙