日本耳鼻咽喉科学会 制定の「鼻の日」は、鼻の病気に関する知識や鼻の大切さを知ってもらう活動が行われています。
鼻とは
鼻は、呼吸のときの空気の通り道であり、においを感じるところです。
鼻から吸い込んだ空気を、鼻毛や鼻の粘膜によってちりやほこりなどを取り除き、必要により加温や加湿を行って気管に送ります。
また、声を出すときに音を響かせるなどのはたらきをしています。
多い鼻の病気
・アレルギー性鼻炎:鼻の粘膜でアレルギー反応が起こり、くしゃみ、鼻みず、鼻づまりなどを起こします。
・副鼻腔炎(蓄膿症):鼻の奥の副鼻腔に膿がたまる病気で、粘膜の炎症や細菌に感染することにより起こります。
・鼻中隔弯曲症:鼻の穴の間にある仕切りの弯曲の度合いが大きく、それが原因となって鼻づまりなどを起こします。
・嗅覚障害:においを感じるところに障害が起こって、においを正常に感じることができなくなる症状です。
・鼻血:鼻の中に傷ができて、血管が破れることで出血します。