虫刺され

!ポイント

アナフィラキシー症状に注意!」

「刺されて1時間以内は症状をよく観察する」

「アナフィラキシーショック」の症状

全身のじんましん、唇やまぶたの腫れ、呼吸困難、血圧の低下、意識低下など

 

※とくに「ハチ」は、症状の進行が速く、刺されてから心停止まで15分という報告もあるため、注意が必要です。

ハチに刺されたら、直ちに近くの人に助けを求めて、何らかのアナフィラキシー症状が現れた場合には、早急に医療機関を受診してください。

 

※過去にアナフィラキシー症状の経験があり、医療機関よりエピペン®が処方されている場合には、すみやかに使用してください。

対処

◆ハチに刺された!◆

①その場から速やかに離れる

慌てて走らずに、静かに距離をとる

針が残っていたら、抜き取る

指やピンセットで強くつまむと、毒液が体内に注入されてしまうため、慎重に抜く。

クレジットカードやバターナイフ等、薄くて固い、切れにくいもので患部をやさしくこすって、そぎ取りましょう。

粘着テープなどでくっつけて取る方法もあります。

毒を絞りだしてみる

強すぎず無理のない程度で、傷口周囲を圧迫する

※口で吸いだすのはやめてください

④刺された箇所を流水で洗う

冷やす(保冷剤や冷湿布でOK)


◆ブヨ、アブ、毒ガ、毛虫などに刺された!◆

①こすったり、かいたりせずに、流水でよく流して十分に冷やす

② 症状が軽い場合には、市販のかゆみ止めの外用薬(抗ヒスタミン軟膏など)を塗る

③ 赤いかぶれ、かゆみの強い発疹、水ぶくれなどがある場合には、皮膚科を受診しましょう

救急車を呼ぶ ・全身や粘膜にじんましんなど発疹が出る
 +発疹に加えて
・呼吸が荒く息苦しい、声がかれる
・血圧低下、失神
・頭痛、意識障害、顔色が悪い
・腹痛、嘔気、下痢
すぐに
医療機関を受診
・蜂に刺されていて、上記症状がない場合

参考:応急手当 救急車の呼び方

※呼吸困難や血圧が低下(脈が触れない)して、呼びかけに反応しなくなったときには、救急車が到着するまで心肺蘇生法を開始します

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参考:病気の基礎知識 虫刺され

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