どんな病気
機能性胃腸症(機能性ディスペプシア)とは、内視鏡検査などで器質的な異常が認められないにもかかわらず、慢性的にみぞおちの痛みや胃もたれなどの症状を起こす病気です。
原因
・胃の運動機能障害
・消化管の知覚過敏
・粘膜の炎症
・胃酸による刺激
・ピロリ菌感染
・ストレス
などの、複合要因が考えられます。
症状
みぞおちの痛みや胃もたれ、腹満感などの胃腸の不快感をたびたび繰り返します。
検査
内視鏡検査、超音波検査、血液検査などにより原因となりうる病気があるかを検査します。
治療
症状を改善する治療が中心となります。
・薬物療法
■症状に応じて、酸分泌抑制薬や消化管運動調節薬などを服用します。
・ピロリ菌が陽性の場合は、除菌を行います。
・食生活、生活習慣の改善
・身体的な病気ではないと否定できたうえで、安心してもらえるよう心理的サポート
ホームドクターからのアドバイス
生活習慣の改善
・規則正しい生活リズムを心がけましょう。
・睡眠をしっかり取りましょう。
・脂の多いもの、刺激の強いものの摂り過ぎに気を付け、三食バランスのよい食事を心がけましょう。
・適度な運動を行いましょう。
・ストレスを溜めないよう、趣味などで気分転換をしたり、リラックスできる時間を持ちましょう。
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参考リンク
○ 日本消化器病学会 機能性ディスペプシア ガイドブック
○ 日本消化器病学会 過敏性腸症候群(IBS) ガイドブック
○ 日本消化器病学会 大腸ポリープ ガイドブック
○ アステラス製薬株式会社 なるほど病気ガイド
初診に適した科
消化器内科
頼りになる病院
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