食べた後の口の中は、食べ物のかすが残っていたりと汚れています。
歯みがきで、食べかすや歯垢を取り除き、口の中を清潔に保つことで、虫歯や歯周病、口臭を防ぎましょう。
歯垢(プラーク)
歯垢(プラーク)は、歯の表面につく細菌のかたまりです。この細菌は、食べ物に含まれる糖分を栄養にして増えていき、虫歯や歯周病などの原因となります。
歯垢はネバネバして歯に強く付着しているため、うがいをしただけでは取り除けません。
◆歯垢が着きやすいところ
・歯と歯の間
・歯と歯ぐきの境目
・奥歯のかみ合わせ
予防-歯みがきで歯垢を取り除きましょう
◆歯みがきのポイント
1.歯に歯ブラシの毛先をきちんとあててみがく
2.小刻みに動かしてみがく
3.軽い力でみがく
4.歯と歯の間や奥歯など歯垢が着きやすいところはしっかりみがく
・みがきにくい前歯の裏側や奥歯の外側も、みがき残しがないようにていねいにみがきましょう。
・歯並びがでこぼこしている歯は、歯ブラシを縦にあてて上下に動かしてみましょう。
・みがきにくい、歯ブラシが届きにくい箇所は、歯ブラシの持ち方を変えてみましょう。
・歯に歯ブラシの毛先があたっているか、どこをみがいているか、鏡で確認しながらみがいてみましょう。
・みがいた後は、口の中をよくすすぎましょう。
歯みがきができないとき
外出先や時間がないなど歯みがきができないときは、口に水をふくんでブクブクうがいをしましょう。
うがいをすることで、食べ物のかすなどの汚れを洗い流すことができます。
また口の中をすっきりさせたいという時には、マウスウォッシュやキシリトールが配合されたガムなどを利用するのもよいでしょう。
歯ブラシの交換
歯ブラシを見てみましょう。
・毛先が広がっていませんか
・毛数が減っていませんか
・毛がバサバサして硬くなっていませんか
個人差はありますが、歯ブラシの交換目安は1ヶ月と言われています。
毛先が開いた歯ブラシでは歯垢をしっかり取り除くことができません。また古くなると弾力性が失われ、歯茎や歯を傷付けやすくなります。
朝、昼、夜と一日に何度も使用する歯ブラシはたくさんの菌が付着します。使用後の歯ブラシは水洗いし、風通しのよい場所で保管しましょう。
衛生面からも、歯ブラシは定期的に交換しましょう。
食事の後は、歯をみがきましょう!
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