よく眠れていますか
「寝付きが悪く、なかなか眠れない・・」
「夜中に何度も目が覚める・・」
「眠りが浅く、ぐっすり寝た気がしない・・」
最近このようは症状を感じていませんか。
原因は人によってさまざまです。
・生活リズムの乱れ
・明るさ、騒音、温度(暑い、寒い)などの環境
・ストレスや緊張、悩み
・頻尿、痛み、かゆみなど身体の症状
・薬の副作用や、飲酒、喫煙、カフェインの摂取など
睡眠不足になると、眠気やだるさなど体調がすぐれない状態となり、また集中力の低下やイライラするなどの症状も現れます。
生活リズムを整えてみましょう
◆日中の過ごし方
・朝、太陽の光を浴びましょう
□□→体内時計がリセットされます。
・食事は規則正しく摂りましょう
□□→朝食は身体を目覚めさせます。時間がないときでも乳製品や果物などでエネルギーを補充しましょう。
・日中は適度に体を動かしましょう
□□→散歩はストレス解消に繋がり、適度な疲労は眠りに導きます。通勤に歩く、階段を利用するなど身体を動かす機会を増やしましょう。
◆夜の過ごし方
・夕食はあまり遅い時間にならないようにしましょう
□□→寝る直前に食事をすると、寝ている間も消化活動をしなければならないため睡眠の質が下がってしまいます。
・少しぬるめのお風呂に入ってリラックスしましょう
□□→入浴にはリラックス効果や疲労回復の効果があります。就寝前の1~2時間前に済ませておくと、体温が下がり眠りに入りやすい状態になります。
・軽いストレッチで筋肉を緩めほぐしましょう
□□→筋肉を緩めることで血流が良くなり、リラックスを促します。
・就寝前のパソコンや携帯電話は控えましょう
□□→睡眠を妨げる原因となります。
◆寝室の環境
・部屋は照明を暗くしましょう
□□→明るい光は目を覚ます作用があるため、明るすぎないようにしましょう。
・寝具を見直してみましょう
□□→枕の高さはあっていますか、掛布団は重くありませんか。寝返りが打ちやすい、保温性・通気性がある、重くないものなど、自分に合ったもの選びましょう。
睡眠時無呼吸症候群
睡眠時無呼吸症候群(SAS)は、眠っている間に呼吸が止まってしまい、無呼吸状態になる病気です。
無呼吸とは、睡眠中に呼吸が10秒以上止まっている状態を指し、この状態が1時間あたり5回以上、または7時間に30回以上あると診断されます。
睡眠時に大きないびきや何度も目が覚める、起床時に頭が痛い、日中に強い眠気や集中力が続かないなどの症状が現れます。
気になる方は、早めに医療機関を受診しましょう。