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21/12/15

寒さが増してきました。冬場に多いヒートショックに注意!

日に日に寒さが増し、いよいよ冬本番。

ゆっくりお風呂につかって温まりたい ―

寒い日の入浴は「ヒートショック」に注意が必要です。

ヒートショックとは

ヒートショックとは、暖かい部屋から寒い部屋への移動など、急な温度の変化が体に与えるショックのことです。

急な温度の変化を体が感じることで血圧が変動し、心臓や血管に大きな負担がかかります。

寒い冬場はヒートショックに特に注意が必要で、入浴時に起こりやすいことが知られています。

急な温度変化

例えば、寒い日の入浴時
<温> 暖房の効いた暖かい部屋で過ごす

<冷> 気温の低い脱衣所に行き、服を脱ぐ、冷えた浴室に入る

<温> 冷えた状態からお湯につかる、入浴によって温まる

<冷> 温まった体で、気温の低い脱衣所に戻る

ヒートショックの影響

ヒートショックが起きたことによる健康被害や、ヒートショックが原因で命に関わる事故が起こることもあります。

ヒートショックが起きたことによる死因は、心筋梗塞脳梗塞などがあります。

特に高齢者、高血圧や心臓の持病がある、糖尿病の人は影響を受けやすいため注意が必要です。

入浴時のヒートショックを防ぐために
~急な温度変化を防ぐ~

①入浴前に脱衣所と浴室を暖める
・脱衣所に暖房器具を置くなど工夫してみましょう。
・浴室は温水シャワーを出しておく、浴槽の蓋を開けておくなどして温度を上げましょう。
②お湯につかる前に、シャワーやかけ湯で体を温める
③お湯の温度はぬるめにする
・38~40℃の少しぬるいお湯に入るようにしましょう。
・浴槽から上がるときはゆっくり立ち上がりましょう。

*その他

・食後すぐの入浴、飲酒後の入浴を控えましょう。
・早朝や深夜など気温が低い時間帯の入浴を避けましょう。
・入浴の前後には、水分を補給しましょう。
・入浴前に同居者に一声かけましょう。また同居者は、いつもより入浴時間が長いときには入浴者に声をかけましょう。



トイレでヒートショックを起こす場合もあります。

温度変化のある場所には注意し、温度差を少なくして過ごしましょう。

参考

日本気象協会 気象予測情報に基づく家の中でのヒートショックのリスクの目安
https://tenki.jp/heatshock/