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18/9/23

9月24~30日は「結核予防週間」です。

結核と感染

結核は「結核菌」よって起こる感染症です。
感染初期には症状がほとんどなく、次第に咳やたん、発熱(微熱)などかぜのような症状が出てきます。
結核が進行すると、咳やくしゃみ等によって空気中に結核菌が飛び散るようになり、その結核菌を吸い込むことにより周りの人に感染が拡がります。

○ 参考ページ  病気の基礎知識 結核(肺結核)

年間約17,000人が発症、結核は過去の病気ではありません

結核は、かつては「国民病」といわれて、1950年代までは日本人の死亡原因のトップを占めていて、年間に10数万人が亡くなりました。
その後、国をあげて予防や治療に取り組み、患者数・死亡者数は激減しましたが、1997年には発生率が再び増加に転じました。
現在でも日本では年間約17,000人の新しい患者さんが発生し、年間で約2,000人が命を落としています。
また、近年では結核患者の多くを高齢者が占め、平成29年結核新規登録患者の約6割が70歳以上の高齢者です。

 

■ 2週間以上、咳やたんが続くときは医療機関を受診しましょう。
■ 年に1回は胸のレントゲン検査を受けましょう。

 


厚生労働省では、毎年9月24日~30日を「結核予防週間」として、結核予防に関する普及啓発を行っています。

<参考:平成29年度結核予防週間ポスター>

出典:厚生労働省ホームページ