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17/9/15

9月24~30日は「結核予防週間」です。

出典:厚生労働省ホームページ

厚生労働省では、毎年9月24日~30日を「結核予防週間」として、結核予防に関する普及啓発を行っています。

結核

結核は「結核菌」よって起こる感染症で、空気感染により感染します。
肺に感染を起こすことが最も多く(肺結核)、肺以外にも、リンパ節や骨などにも病巣を作ることがあります。
感染初期には症状がほとんどなく、次第にせきやたん、発熱(微熱)などかぜのような症状が出てきます。
※空気感染:発病している人がせきやくしゃみをして菌が空気中に漂い、それを他の人が吸い込むことにより感染する。

結核は過去の病気ではありません

結核は、かつては「国民病」といわれて、1950年代までは日本人の死亡原因のトップを占めていて、年間に10数万人が亡くなりました。
その後、国をあげて予防や治療に取り組み、患者数・死亡者数は激減しました。
しかし、1997年には発生率が再び増加に転じました。
この状況に危機感を抱いた政府は、1999年に「結核緊急事態宣言」を発表しました。
現在でも日本では年間18,000人以上の新しい患者さんが発生し、年間で2,000人以上の人が命を落としています。

参考ページ

病気の基礎知識 結核(肺結核)

 

結核はかぜの症状に似ているために発見が遅れることがあります。

□□2週間以上、咳が続くときは医療機関を受診しましょう。