網膜の日は、網膜色素変性症をはじめ、緑内障、糖尿病網膜症など、さまざまな網膜の病気についての理解を深め、そうした疾患を抱える人たちとともに生きる社会づくりを考えていくため、今年2017年から制定されました。
網膜とは
網膜とは、眼の奥にある光を感じる膜です。
眼球の内側をおおう膜で、角膜から入ってきた光を感じて像を結ぶ、カメラでいえばフィルムにあたり、光の強さ、色、形など光の情報を識別する視覚細胞があり、ここで受けた視覚情報が脳に送られます。
網膜の病気になると
・ゆがんで見える
・視野の中心が黒く曇る
・目がぼやける
・暗いところで見えにくい
・視野が狭くなる
などの症状が出ます。
網膜色素変性症:暗いところでものが見えにくい、視野が狭くなる、
□□□□□□□□視力が低下していく遺伝性の病気
緑内障:視覚神経に障害が起こり、視野が狭くなる
糖尿病網膜症:糖尿病が原因で、視力が低下する
網膜剥離:網膜が剥がれて、視力が低下する
ものが見えにくい、ゆがんで見えるなどの症状を感じたら、
早めに医療機関を受診しましょう。