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18/6/29

夏場におこる食中毒に注意しましょう!

食中毒とは、細菌やウイルスが付着した食品や有毒・有害な物質が含まれた食品を食べることによって、腹痛・下痢・発熱などが起こる病気です。

気温や湿度が高くなるこれからの時期は、細菌による食中毒が起きやすくなりますので、注意が必要です。

生の肉や魚には、食中毒の原因となる細菌がついていることがあります。
また、手を十分に洗わないで調理をすると、手についていた細菌が食品にうつり食中毒が起こることがあります。
食品の購入から低温保存や加熱調理、手洗いをしっかり行い、食中毒を予防しましょう!

予防のポイント

①つけない
手にはさまざまな雑菌が付着しています。
食中毒の原因菌やウイルスを食べ物につけないように、必ず手を洗いましょう。
・ 調理を始める前
・ 生の肉や魚、卵などを取り扱う前後
・ トイレに行った後、鼻をかんだ後、動物に触れた後
・ 食卓につく前
・ 残った食品を扱う前 など

②増やさない
食べ物に付着した菌を増やさないためには、低温で保存することが重要です。
食品の表示の保存方法にあわせて、冷蔵する食品は室温に置かず、冷蔵庫に入れましょう。
また細菌はゆっくりと増殖しますので、早めに食べることが大事です。

③やっつける
ほとんどの細菌やウイルスは加熱によって死滅しますので、肉や魚はもちろん、野菜なども加熱して食べれば安全です。
生の肉や魚は中心部まで十分に加熱しましょう。
調理に使用したまな板や包丁などの調理器具も、使用後に洗剤でよく洗い、熱湯をかけて殺菌しましょう。

下痢や嘔吐、腹痛など体調不良が続くときは、医療機関に相談しましょう。