頭をぶつけた

!ポイント

「24時間は、無理をさせずに様子を見ること!!」

①意識の状態を確認

意識がない場合や全身の状態に異常がある場合は、すぐに救急車を呼んでください。

• ぐったりして呼びかけに応答がない

• 朦朧としていて、だんだんと意識の状態が悪くなる

• けいれんを起こしている

• 嘔吐を繰り返す

• 出血が止まらない  など

事故などで激しく頭を打った場合は、無理に動かさずに周囲の安全を確保してください。

救急車を呼ばない場合でも、様子をよく観察して、異常がある場合には必ず脳神経外科などの医療機関を受診してください。

②打ったところの傷の有無を確認

腫れている

打った患部に清潔なタオルを当てて、その上から氷のうなどで冷やす

出血している

→ 傷口が汚れている場合は流水でしっかりと洗って、清潔な乾いたタオルで圧迫する(圧迫止血法)

嘔吐している

→ 窒息や気管に流れ込(誤嚥)まないように、首の負担に注意をしながらからだを横向けにする

SECOMホームページより引用

       

③意識に問題がなく、ケガなどの異常もない場合

※頭を打った直後に症状が出ないこともあるため、24時間は様子に変化がないかを十分に観察することが大切です。

自宅で安静に過ごしましょう。

□.

救急車を呼ぶ ・ぶつけた直後にぐったりしている
・反応がなく、意識がない
(呼びかけてもぼんやりしている、反応が鈍くぼーっとして知る場合も含む)
・けいれんを起こしている
・意識はあるけれど手足の左右の動きが違う
・繰り返し吐く
・出血が止まらない
すぐに
医療機関を受診
・名前や場所がわからない、言っていることのつじつまが合わない
・物が見えづらい、二重に見える
・手足がしびれている、力が入らない
・まっすぐに歩けない
・打った部分がへこんでいる、大きな傷口がある
・頭痛がどんどん強くなる
・(子どもの場合)不機嫌で、ぐずり方が激しい
・(子どもの場合)よく眠る
診療時間内に受診 ・嘔吐したが、1,2回のみ
経過観察 ・意識がしっかりしている
・すぐに泣いて、他の症状がない

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