汗疱

どんな病気

汗疱(かんぽう)とは、手のひらや足の裏に小さな水疱(水ぶくれ)がぶつぶつとできる皮膚の病気で、異汗性湿疹(いかんせいしっしん)とも呼ばれます。

水疱はやがて乾いて、2週間ぐらいで薄い乾いた皮むけになって治ります。

汗をかく時期(春・夏)によく見られ、手足の皮がむけることから水虫に間違えやすい病気です。

原因

原因はよくわかっていませんが、多汗や金属アレルギーなどが考えられています。

症状

• 強いかゆみ

• 小さな水ぶくれ

• 水ぶくれが乾くとかわむけになる

検査

真菌検査

顕微鏡で真菌(水虫菌など)がいないかを検査します。

金属アレルギー検査

皮膚パッチテストや血液から、アレルギー反応を検査します。

パッチテスト:炎症を起こしていると考えられる物質をつけたフィルムを皮膚に貼ります。48時間後に結果を判定します。)

治療

薬物療法

皮膚を保護するために保湿剤を使用します。

かゆみや赤く炎症をおこしている場合にはステロイド薬を使用します。

金属アレルギーの場合は、金属制限食やそれらの接触を防ぐ必要があります。

ホームドクターからのアドバイス

予防

• 汗をかいたら、こまめに汗を拭きとりましょう。

• 汗をかきやすい高温多湿の状態を避けるために、室内は除湿や換気を行いましょう。

• 汗疱は再発しやすい病気であるため、医療機関で適切な治療を受けましょう。

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参考リンク

日本皮膚科学会

初診に適した科

皮膚科

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