病院のかかり方

かかりつけ医をもちましょう

かかりつけ医とは?

健康に関することを何でも相談できて、必要な時は専門の医療機関を紹介してくれる身近にいて頼りになる医師のことです。

内科だけでなく、歯科、眼科、薬局などのかかりつけ医・薬局をもつことをおすすめします。

かかりつけ医を持つメリット

• 気軽に健康相談ができる

• 持病や既往歴から総合的に判断してくれる

• 家族背景、社会歴を考慮してくれる

• 専門家との橋渡しをしてくれる

• 病気になる前(未病)に健康指導をしてくれる


かかりつけ医探しのポイント

 全身のことを考えてくれる

 いざという時に話を聞いてくれる

 分からないことを分からないと言える

 適切な病院や専門家に紹介してくれる

 薬は5種類程度まで(もちろんもっとたくさん必要な時はある)

初めて受診するとき

①初診で伝えるときのポイント

病気の経過を順序立てて伝えられるようにまとめておきましょう

5W1H

WHO・WHERE 『だれが・どこが』  あたまが、のどが
WHEN 『いつ』 いつから、経過、変化、過去にもあったか
WHAT・HOW 『なにが・どのように』 どうしたらよくなる、悪くなる、どのような性状
WHY 『なぜ』 きっかけ、思い当たる理由

例 頭が痛くて受診したときに何を伝えるか

• 初めてか、過去にもあったか

• いつから

• 痛みの持続時間

• 痛みの経過(始まりは急か、徐々にか、治まったり、ひどくなったりしたか)

• 頭のどのあたりが痛むか

• どんな痛み(程度、ジワッと、ズキンズキン)

• きっかけ(転んで頭をぶつけた など)

• どんなときに起こるか

• 他の症状(鼻水、咳、発熱、吐き気など)

• 持病

 

②普段から自分の病歴などをまとめておきましょう

• 現在治療中の病気、過去にかかった病気

• 飲んでいる、または飲んでいた薬の名前
⇒ お薬手帳へ(1冊にまとめましょう)

• 薬のアレルギー
⇒ あればメモを持ち歩くか、お薬手帳に記入しておく

• 健診・検診を受けたときのデータ

• その他(家族歴、職業歴、飲酒喫煙歴など)


ぜひ、あわせてお読みください

医良人コラムー第5回 かかりつけ医と「信頼」を

医良人コラムー第6回 良い「かかりつけ医」とは

参考リンク

厚生労働省「上手な医療のかかり方.jp」

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